サクラメント・キングスは現地14日、12日のオクラホマシティ・サンダーとの試合後にチームメートと衝突したデマーカス・カズンズに対し罰金処分を科した。

　ルーキーのカズンズはサンダー戦後、ロッカールームでドンテ・グリーンと激しい口論になった。原因は、グリーンが最後のボールを自分に回さなかったことに腹を立てたためと報じられている。グリーンは2点ビハインドで迎えた試合の最終盤、最後のパスを昨季新人王のタイリーク・エバンスに出し、エバンスがスリーポイントシュートを外してキングスは97対99で敗戦していた。

　ジェフ・ペトリーGMは、NBAではコートの内外にかかわらず暴力は決して許されないとし、そのためカズンズには懲罰が必要だったと語っている。チームによる事実関係の調査のため、カズンズは13日に勝利したフェニックス・サンズ戦には帯同しなかった。なお、欠場は1試合のみで、すぐにチームに合流する予定になっている。

　これまでも素行の悪さで問題を起こし罰金処分などを受けているカズンズだが、今回のトラブルについては「自分の行動の責任をすべて受け入れ、偉大なNBA選手になれるようにプロ意識を高め続けなければならない」と、チームメートや球団、ファンに謝罪の言葉を述べた。

　カズンズは昨年、ドラフト5位でキングスに入団し、1試合平均13.9得点、8.1リバウンドをマークしている。（STATS-AP）

ニュース一覧へ