シカゴ・ブルズが今オフに獲得した大物フォワードのカルロス・ブーザーが、右手の第5中手骨を骨折していたことが現地3日に分かった。5日に手術が行われる予定で、復帰は約2ヵ月後と見られていて開幕絶望となってしまった。

　ブーザーは自宅でカバンにつまずいた際に、体を支えようとして骨折したとのこと。「俺は体重120キロで体脂肪率が5％と重たい男だ。つまずいて手を付いた時に、その重さに耐えられず骨が折れたんだろう」とコメント。落胆の表情を浮かべながらも、「他のチームメイトがステップアップするチャンス」と気持ちを切り替えた。タージ・ギブソンが代わりを務めるものと見られている。

　ブーザーは過去6シーズン、ユタ・ジャズに在籍。昨季は1試合平均19.5得点、11.2リバウンドという成績を残した。今オフに5年総額7500万ドル（約63億円）のサイン・アンド・トレードでジャズからブルズに移籍。ジョアキム・ノアやデリック・ローズとのコンビネーションが期待されているだけに、今回の負傷が悔やまれるところだ。（STATS-AP）

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