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みどころ・試合内容 / 2013年5月27日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

24戦全勝の25歳 VS 35歳の元2階級制覇王者
新旧王者対決は11対2でガルシア有利

元4階級制覇王者エリック・モラレス(メキシコ)を連破して事実上の引導を渡し、スター戦線を走っていたアミール・カーン(イギリス)には4回TKO勝ち。ガルシアは2012年に急成長した選手の筆頭格に挙げられる。24戦全勝(16KO)の25歳はどこまで伸びるのだろうか。

「SWIFT」敏捷な男と呼ばれるガルシアはアマチュアで120戦107勝13敗の戦績を残し、07年11月にプロ転向。ユース王座などを獲得後、昨年3月にモラレスに圧勝してWBC王座を手に入れた。初防衛戦ではWBAのスーパー王者だったカーンから3度のダウンを奪って4回TKO勝ち、2団体のベルトを腰に巻いた。そして10月にはモラレスとの再戦を左フック一発で制した。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

しかし、今年に入って小休止することになる。1月19日に予定されたジュダー戦が相手の負傷で延期されたのだ。試合は2月23日にリセットされたが、今度はガルシア自身が練習中に負傷。再び延期されるというハプニングに見舞われた。ガルシアの6年のプロキャリアのなかで半年以上も試合間隔が空くのは2度目のことだ。今回の試合に際して不確定要素や不安があるとしたら、このことぐらいだろう。

一方のジュダーは暫定王座を含めS・ライト級で4度、ウェルター級で1度、世界の頂点を極めた実績を持つ。フロイド・メイウェザー(アメリカ)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、コーリー・スピンクス(アメリカ)、デマーカス・コーリー(アメリカ)、ルーカス・マティセ(アルゼンチン)、カーンなど対戦相手の質と経験値では王者を上回っている。戦績は51戦42勝(29KO)7敗2無効試合。ジュダーはスピードとパンチの切れで勝負するサウスポーのパンチャー型だが、耐久面やスタミナに課題を抱えている。チャンスを待っていたため昨年3月を最後に試合から遠ざかっている点も気になる。

ガルシアは「4回あたりでKOすることになるだろう」と自信をみせており、オッズも11対2で王者を支持している。たしかに相手の動きの見極めができる4回前後に勝負が決する可能性はあるが、その一方で序盤のジュダーは極めて高い能力を発揮するだけに要注意ともいえる。その警戒さえ怠らなければガルシア有利は不動といえる。両者のパワーバランスが崩れると思われる中盤からガルシアの流れになる可能性が高い。

 


Written by ボクシングライター原功



ファン・マヌエル・マルケス

ファン・マヌエル・マルケス

S・ライト級トップ戦線の現状

WBA スーパー:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBA:カビブ・アラクベルディエフ(ロシア)
WBC:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBC 暫定:ルーカス・マティセ(アルゼンチン)
IBF:レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBO:ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
WBO 暫定 :マイク・アルバラード(アメリカ)

トップには個性的な面々が顔を揃えている。実績で二歩も三歩もリードしているのはWBO王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)だが、9月に5階級制覇を狙ってウェルター級のWBO王座に挑戦することが決まっている。そのために暫定王座が置かれたわけだが、これを手にしたのが好戦派のマイク・アルバラード(アメリカ)だ。ベースは肉を切らせて骨を断つ戦闘スタイルだが、足をつかいながら左ジャブで相手をコントロールする技巧も持っている。

IBF王者レイモント・ピーターソン(アメリカ)とWBC暫定王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)は直接対決が決まっており、その勝者と今回のダニー・ガルシア(アメリカ)対ザブ・ジュダー(アメリカ)の勝者が秋に対戦するプランも浮上している。
現在は無冠だが、ランカーのなかではこの階級の元王者アミール・カーン(イギリス)、元ライト級王者ブランドン・リオス(アメリカ)がチャンピオンと同等の力量を持っている。


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