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みどころ・試合内容 / 2013年8月5日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

KO率88%の豪腕 VS イギリスのナイフ
ゴロフキン、8連続KO防衛なるか

元OPBF東洋太平洋王者の淵上誠(八王子中屋)や元暫定世界王者の石田順裕(グリーンツダ)ら7人の挑戦者をすべて規定ラウンド内で仕留めてきたゴロフキンのV8戦。今回の相手は「ナイフ」の異名を持つイギリスの人気者マックリンだ。WBAスーパー王者時代のフェリックス・シュトルム(ドイツ)と接戦を演じ、WBC王者セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)には11回TKO負けを喫したもののダウンを奪っているマックリンを相手に、どんなパフォーマンスを披露するのか。

ゴロフキンは04年アテネ五輪で銀メダルを獲得するなどアマチュアで350戦345勝5敗という驚異的な戦績を残し、06年5月にプロ転向。ここまで8度の世界戦を含め26戦全勝(23KO)という完璧なレコードを記録している。ホームのドイツや出身地のカザフスタンはもちろんのことパナマ、ウクライナ、モナコなど場所を選ばずに戦ってきた。アメリカのリングは昨年9月、今年1月に次いで3度目の登場となる。「気がついたらコーナーにいた」(淵上)「圧力のかけ方が巧みで距離をとれなかった」(石田)というように、ゴロフキンはプレッシャーをかけながら相手を追い込み、中近距離で左右の強打を打ち込むタイプだ。アマ、プロ376戦でダウン経験が一度もないというタフ男でもある。

挑戦者のマックリンは大学で法律を学んだ文武両道の選手で、世界挑戦はこれが3度目となる。前2戦は善戦したが目的を果たせずに終わっているので、今回こそはと気合が入っている。「ナイフ」というほどの切れ味は感じられないものの、33戦29勝(20KO)4敗の戦績が示すとおりパンチ力はある。マルチネスと11回まで戦ったことでも分かるように、耐久力も平均以上といえる。イギリスの国内王座やEBU欧州王座を獲得した実績もあり、経験値も高いものがある。ゴロフキンを脅かす力はあるとみていいだろう。

しかし、オッズは7対1でゴロフキン有利と出ている。これは挑戦者の力量の問題ではなく、ゴロフキンそのものの評価が高いと分析するべきだろう。序盤の偵察戦を終えた中盤あたりで強打を叩き込み、王者が防衛を果たすという声が圧倒的に多い。10ラウンド以上の戦いを数多く経験しているマックリンとすれば、中盤までをしのいで勝負を後半に持ち込みたいところであろう。そうすれば勝機は広がりそうだが、簡単にゴロフキンがそれを許すとも思えない。

 


Written by ボクシングライター原功



ピーター・クィリン

ピーター・クィリン

ミドル級トップ戦線の現状

WBA:ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)
WBC:セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)
IBF:ダニエル・ギール(オーストラリア)
WBO:ピーター・クィリン(アメリカ)

実績ではWBC王者セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)が上を行くが、すでに総合的な評価ではWBA王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)が凌駕しているのではないだろうか。
折り悪くマルチネスは先の防衛戦で拳を骨折、長期休養が決まっている。そのためWBCは前王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)とマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)で暫定王座決定戦を行う準備をしている。

IBF王者ダニエル・ギール(オーストラリア)は8月にダーレン・バーカー(イギリス)との防衛戦が予定されている。真価が問われる一戦といえよう。WBO王者ピーター・クィリン(アメリカ)は急成長中の逸材だが、まだ粗さが目立つ。高い潜在能力を持つだけに楽しみな存在だが、本当の開花は来年以降か。

IBFの指名挑戦権を持つ元王者フェリックス・シュトルム(ドイツ)、前WBO王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(フランス)らベテランが返り咲きを狙う一方、勢いのある長身サウスポー、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)もトップ戦線割り込みを狙っている。


  • みどころ

「トミー・ガン(銃)」の愛称で人気のあるウーストハイゼンは22戦21勝(13KO)1分の25歳。身長193センチ、リーチ198センチというヘビー級並みの数字を誇るサウスポーだ。デビューから16戦はホームの南アフリカ共和国で戦ってきたが、2年前に初めてアメリカのリングに上がり、そこでアーロン・プライアー・ジュニア(アメリカ)に12回判定勝ち。以来、これが4度目のアメリカ登場となる。
対するゴンサレスは18戦17勝(10KO)1分と、こちらも負けを知らない。タイトル戦や強豪との対戦は少ないが、それだけに不気味な存在といえるかもしれない。
ウーストハイゼンがIBF5位、ゴンサレスは10位にランクされている。無敗の世界ランカー対決はどちらに凱歌があがるのか。

 


Written by ボクシングライター原功



  • みどころ

トップランク社が「次期世界チャンピオン候補」として期待をかけるライト級のホープ、クロフォードがエキサイトマッチに初登場。WBO10位のサナブリアと対戦する。クロフォードは08年3月プロデビューの25歳で、戦績は20戦全勝(15KO)。すでに世界ランカーのブレイディス・プレスコット(コロンビア)には勝っており、次のハードルとしてサナブリアと拳を交えることになった。クロフォードは俊敏な動きと天性の閃きを持った俊英で、来年はライト級トップ戦線の核になりそうな勢いだ。それを36戦34勝(25KO)1敗1分のサナブリアが止めるかどうか。世界ランカー対決だけに、中身の濃い試合になりそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



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