#1 エレインの決意Pilot
アメリカ合衆国国務長官エレイン・バリッシュは、第42代大統領バド・ハモンドの元妻で、双子の兄弟TJとダグラスの母でもある。首席補佐官ダグラスと恋人アンの婚約披露パーティーが行なわれるのを機に、彼女は記者スーザン・バーグによる1週間の独占取材を受けることに。そんな中、ハカム大統領政権下のイランで事件が発生。無実のアメリカ人ジャーリスト3人がスパイ容疑で捕まり、釈放の条件が提示されるが……。
#2 再挑戦に向けてSecond Time Around
3人の救出にバドを派遣するという計画をスーザンに明かしたエレインは、続いてポール・ガルセッティ大統領にその考えを伝える。計画は承認され、バドはスーザンら記者団を伴って、ハカム大統領との話し合いが持たれる第3国オマーンに向かおうとするが……。一方、自殺未遂事件に関する記事が世に出たTJは、ナイトクラブのオープン資金を両親が出してくれないことに業を煮やし、祖母マーガレットの小切手を盗む。
#3 妥協しない女たちThe Woman Problem
イラン人質事件が一段落して以降、ワシントンではエレインが大統領選に出馬するという噂が広がっていた。エレインのロースクール時代の恩師で、連邦最高裁判所で判事を務めるダイアン・ナッシュは「ガルセッティが先手を打つ構えでいるから注意しろ」とエレインに警告するが……。そんな中、バドはダグラスとTJを連れて選挙アナリストであるジュバル・ジェイコブズを訪ね、エレインの勝算について助言を求める。
#4 迷える男たちLost Boys
エレインは3週間におよぶ海外歴訪の旅からようやく帰国する。週末にはTJのナイトクラブがオープンする予定で、TJは準備に追われる一方、グループセラピーにも継続的に参加していた。そのお目付役として、ガナーという男性も雇われる。そんな中、危機管理室に閣僚が招集される。諜報活動を行なっていたと思われる中国の原子力潜水艦が、約100名の兵士を乗せてサンディエゴ沖で座礁したというのだが……。
#5 それぞれの16時間16 Hours
コカインの過剰摂取で救急搬送されたTJは、幸いにして一命を取り留めた。エレインはマスコミ対策にスーザンを呼び、中国の原潜救助作戦の同行取材を許可する代わりに「TJは抗生物質の副作用で入院した」と記事を書くよう求める。そんな中、中国大使代理からエレインに思わぬ警告がもたらされた。原潜乗組員は機密が漏れるのを防ぐために、救助の手が近づいたら潜水艦を爆破するよう命令されているらしく……。