マットとデヴィッドボクたち空港なう。

マット・ルーカス

1974年3月5日生まれ。英国のミドルセックス出身のマット・ルーカスは、18歳の時にロンドンでのスタンダップの舞台でコメディアンとしてのキャリアをスタートさせた。まもなく英国のコメディアン、ボブ・モーティマーの目に留まり、ヴィック・リーヴスとモーティマーによる奇想天外なクイズ番組「Shooting Stars」に、ドラムを演奏する巨大な赤ん坊役で出演し有名になった。

ルーカスの最も有名な作品は、デヴィッド・ウォリアムズと共に脚本執筆および出演をし、数多くの賞を受賞した寸劇番組「Little BRITAIN/リトル・ブリテン」である。ブリストル大学で出会って以来、ルーカスとウォリアムズは様々なTVの企画で共に仕事をしている。

ルーカスの演じる、“てゆーか”が口癖の不良ティーンエイジャー、ヴィッキー・ポラード、辛辣なダイエット講師、マージョリー・ドーズ、“あれが欲しい”が口癖、車椅子で歩けないはずのアンディ・ピプキンなど、一連の異様なキャラクターたちによって、「Little BRITAIN/リトル・ブリテン」からは、子供たちが好んで使う流行り言葉が次々と生まれ、21世紀初頭の英国社会の一面を浮き彫りにする番組となった。

2009年には世界中で公開されヒットした映画「アリス・イン・ワンダーランド」でCG処理された姿でトゥイードルダムとトゥイードルディー役を演じ、「Gnomeo and Juliet」では妖精ノームの1人の声を演じている。

デヴィッド・ウォリアムズ

デヴィッド・ウォリアムズは1971年8月20日、英国のサリーに生まれた。ブリストル大学で演劇を学んでいた時にマット・ルーカスと出会い、その後の俳優人生において長きにわたり共に仕事をしていく重要な関係を築く。

ウォリアムズとルーカスはロンドンでスタンダップの舞台を始め、後にこれを1999年のTV番組「Rock Profiles」に発展させた。その後、コメディ史上に残る傑作番組として多くの賞を受賞する「Little BRITAIN/リトル・ブリテン」を作った。

ウォリアムズは自身のコメディ番組に出演するかたわら、「Black Books」や「Hustle and Spaced」など多くのTV番組や、世界中で公開された映画「トリストラム・シャンディの生涯と意見」などにも出演し、多数の児童書も執筆している。また、TVや映画への出演と並行して慈善活動も行っており、チャリティーの“コミック・リリーフ”や“スポーツ・リリーフ”で、イギリス海峡とジブラルタル海峡を泳いで渡ったことや、スタジオの観客の前で24時間連続でテレビ番組の収録を行ったことはよく知られている。

初めてのお客様はご注意ください

飛行機は初体験という92歳のヘティ・ウルフが、大英航空の飛行機に搭乗。操縦士カップルのサイモンとジャッキーはスウェーデン上空3万5000フィートで夫婦ゲンカ。格安航空会社フライローのオーナー、オマール・バーバは救命胴衣を積んでいないスキャンダルをごまかそうと画策していた。一方、フライロー最年少の地上スタッフ、タージはバギー担当にあたり、入国審査チーフのイアン・フットは怪しいパスポートを発見する。

手荷物ルールをお守り下さい

フライローのマラガ行きの便が“突然の翼の故障”により遅延。メロディとキーリーは、厳しくなったフライローの新しい重量制限によって強硬な態度に。我々はパイロット志望でハンバーガー店の新人従業員トミーに出会った。そしてピーターとジュディスが体験したフライローの最悪なツアーパッケージとは？

仕事も夢も大切にしております

フライローの地上スタッフ、タージ・マンゾールは「ハリー・ポッター」シリーズのロンでおなじみ、ルパート・グリントに遭遇。大量の密輸麻薬の対処に奮闘する税関のロバーツとスチュワート。一方、大英航空で最も高飛車な客室乗務員ペニーは、彼女のなわばりであるファーストクラスを利用する下層階級の乗客にどう対応するのか。

機内サービスをお楽しみください

操縦士カップルのサイモンとジャッキーが操縦するバルセロナ行きの便に、サイモンの一夜の情事の相手が乗っていることが発覚し、事態は荒れ模様に。格安航空会社フライローはオーナー、オマール・バーバの一存でエコ路線に。我々はハンバーガー店員のトミー・リードが、フライローの魅惑的なチェックイン係に欲望を抱いていることをつかんだ。また大英航空のファーストクラスでペニーがお忍びの王族に対応する様子を追う。

ライバルも大切でございます

入国審査官のイアン・フットは抜き打ちのセキュリティ・チェックとして、タージを尋問する。我々はファーガルがスチュワード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるための必死な姿を追う。やっとパイロットに応募するチャンスを得るトミー・リード。ヘレンの退社日、メロディとキーリーはどちらが昇格するか知らされる。そしてオマールは従業員にセクハラで訴えられる。

自分を曲げることはできかねます

トミーがついにパイロットへの面接試験に漕ぎ着ける一方、ピーターとジュディスは最近パッケージツアーでブードゥーの儀式に巻き込まれた悲惨な体験を語る。スチュワード・オブ・ザ・イヤー授賞式でトロフィーを手にすることを祈るファーガル。ペニー・カーターは仕事の環境を変えることを余儀なくされた。航空会社フライローのオーナー、オマール・バーバは、スタッフによるストライキに対処する。

ヨガをしている女性です。いい胸ですね。

逆立ちの男性がいますね。文字通りにではなく、あくまで比喩的な意味ですが、全く同じようにしてみてください。
フライト中の機内では、できる時にはいつでもエクササイズすることが大切です。
お客様の目的地がリゾートである場合、ご安心ください。すぐ近くで、遠慮せずに攻撃に参加できる殴り合いが必ず発生するでしょう。
ただ、残念ながら殴り合いが起きなかった場合は、座ったままでできてしまう、このようなエクササイズを試してみてはいかがでしょうか。

「足による“ご挨拶”」
片方の足を素早く伸ばします。できるだけ素早く伸ばすことが大切です。
そして、前の座席に座っている人に、お尻を蹴ったことを謝りましょう。
これを20回繰り返します。

「手を上げる合図」
両手を空中に突き出し、まるで客室乗務員の注意を引こうとしているかのように手を振る動作をしましょう。
客室乗務員が実際にやってくることはありませんので、心配はご無用です。
フライローをご利用いただくかぎり、機内でそれが実現することは、極めて稀なのです。

機内で常に十分な水分を補給することは重要かつ不可欠です。
最大規模のギター型のプールを使うためには、たった一滴の水から始まりますよね。
お客様が次回フライローをご利用になる際、奇妙な金属性の液体が繰り返し頭に滴ったとしても、それは当局に通報することではなく、感謝すべきことなのです。

「両足の効果的な運動を」
フライトの前後に両足のストレッチを行うのは良いこととされています。
“空港の一番端のゲートしか使わない”という当社のポリシーが、ここで真価を発揮します。
フライローでは、しばしば出発時刻の直前に出発ゲートの変更を行って、飛行機の離陸直前にお客様が十分なランニングができる機会を提供しております！

「食べ物への気遣い」
フライト中は、こってりとした食事やアルコール飲料を避けるのがベストです。
ご安心ください。当社では昨年、全フライトの62パーセントにおいて、食事と飲み物の搭載を忘れました。この数字は年々増加しております！

「耳を潤すサービス」
フライローの、2チャンネルもある素晴らしいラジオ・エンターテインメント・システムをぜひご利用ください（当社のエンターテインメントは業界ナンバー1です！）。
チャンネル2に合わせてくだされば、“ピース・サウンド”がお聞きになれます。
これは、バンドマンとして50ポンドも売り上げることができなかった残念な人物を雇って作られた、1時間におよぶ美しいキーボード演奏です。
また、オマール・バーバによるエロティックな自作の詩の朗読もお聞きになれます。これを聞けば、休暇でも出張でも、早く目的地に着きたくてウズウズするはずです！