SPECIAL PROGRAM

「コヨーテ、海へ」特番 BEAT GOES ON 〜ビートを探す旅〜

WOWOWスペシャルドラマ 堤 幸彦×佐野元春「コヨーテ、海へ」連動企画!
堤 幸彦が「ビート」について語るスペシャルプログラム

「コヨーテ、海へ」で共同脚本と監督を務めた堤 幸彦が、自ら「ビート」について語り「ビートとは何か」を伝えていくこの番組は、「コヨーテ、海へ」のニューヨークロケと並行して現地取材を行い、その後も取材を重ねて制作された。いまなお語り継がれ、時代を超えて若者たちに大きな影響を与え続ける「ビート」発祥の地であるニューヨークを訪れた堤 幸彦は、そこで何を感じ、何を見つけたのか?
堤は、コロンビア大学やセントマークス教会、ウッドストック音楽祭跡地など、ビートが生まれた場所を歩き、ビートについて語っていく。

「コヨーテ、海へ」特番 BEAT GOES ON 〜ビートを探す旅〜

MAKING:BEAT GOES ON

ドラマ「コヨーテ、海へ」の脚本執筆の際、堤監督がキーポイントに置いたエピソードがある。それは、人気絶頂だった佐野元春が1983年、突然、ニューヨークへ移り住んだことだった。なぜ、佐野元春は日本を捨ててまで海を渡ったのか。それは……「ビートを探す」ためだった。

 それでは、ビートとは何か。

 街中に溢れかえっている「ロック・ミュージック」。私たちが当たり前のように使っている「コンピュータ」。誰もが口にする「ラブ&ピース」。全世界が声高に叫ぶ「エコ」。実は、この源流に全て「ビート」が存在する……と言えば、かなりの数の人が驚くのではないだろうか。

「路上」で有名なジャック・ケルアックを始めとする「ビートニクス」と呼ばれる数人の作家たちが始めた精神運動は当初、鼻つまみ者として扱われていたものの、彼らの著作物は60年代、突如としてベストセラーとなり、ミュージシャンを始めとするアメリカの多くの若者に影響を与え、「ビート・ジェネレーション」と呼称される世代へと膨れあがり、全世界へと拡散していく構図。

「コヨーテ、海へ」特番 BEAT GOES ON 〜ビートを探す旅〜

それを、堤監督がニューヨークの様々な場所やウッドストック音楽祭跡地を歩きながら、思い入れたっぷりに解説していくスペシャル・プログラムが誕生する。この番組を見てからドラマ「コヨーテ、海へ」をご覧いただくと、さらに深く物語が理解できるだろう。

 堤監督のコメント撮影は、ドラマの撮影と並行して、今年の2〜3月に行われた。ドラマで登場するシーンと同じ場所での撮影なので、ちょっと一風変わったニューヨーク紀行としても楽しめる。また、所々にドラマのメイキング風景も差し挟まれているので、ドラマへの期待感も高まってくる。

 ドラマの中ではブラジルのみでの出演だが、日本への帰路の途中、ニューヨークへと立ち寄った佐野史郎が、「ロックファンとして、どうしても見てみたい」とウッドストック音楽祭跡地を訪ねているのも、彩りを添えている。
 堤監督の解説を補強するため、撮影隊は、再び渡米しての取材を敢行。ドキュメンタリー映画「ビートジェネレーション・アメリカンドリーム」の脚本家でもあり、スクール・オブ・アーツ講師のレジーナ・ウェインリッチには、ビートの基本知識をインタビュー。また、ビートとパソコンとの関連を語ってくれたのは、マーク・デリー。ニューヨークタイムズやローリングストーン誌で大活躍の著名ライターだ。

 ニューヨーク取材はさらに続き、ブルックリンの路上でパフォーマンスするバンドたちに「ビートは過去のものか、それとも現在進行形なのか」もインタビューしている。

 必見は、佐野元春が、現時点で「ビートとロック」の関係を喋っている最新インタビューも収録されていること。佐野ファンならずとも、ロックファンには、たまらない内容だ。

「コヨーテ、海へ」特番 BEAT GOES ON 〜ビートを探す旅〜

文:神康幸

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