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プレーオフ2013

2012-2013 NBA FINAL

2013NBAファイナル現地レポート
WOWOW NBA ONLINEナビゲーター
佐々木クリスが熱狂と興奮の現地からレポート!!
2013.6.7 ファイナルの模様を現地からお届け!
佐々木クリスのUSAレポート2013 #3

 Hola〜!みなさん、こんにちは! 1年振りにファイナルのコートサイドから生レポートをお届けして、ここに戻って来た!と、全身の震えを抑えられなかった佐々木クリスです。(笑)

 今日は早速、本題にDive in! どうぞ!

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 2013年NBAファイナルGame1。現地6月6日。今年マイアミに来て初めて雲の間から、南国の強い陽射しがさし、アメリカン・エアラインズ・アリーナにあるヒートグッズ公式ショップは試合の4時間前に閉まるにも関わらず、ストアをファンが埋め尽くした。アリーナ開場時刻となれば、いつもより大勢のファンが早くから詰めかける熱狂振り。ファンが待ち望んだ、1年振りのファイナルの舞台、そして何よりも連覇のお祝いをするための幸先良いスタートとなるはずだった…


 第4Qまでは…


 そこからは、トニー・トニー・トニー!


 サンアントニオ・スパーズのPGトニー・パーカーは第4Qに1人で10得点叩き出し、マイアミ・ヒートのBIG3は合計で8点。ターンオーバーは試合を通して0回。レブロン・ジェイムスのトリプルダブルも霞む活躍だった。

 現地コメンテーターは試合後、コート上でプレーするトニーを観ながら、あのマジック・ジョンソンがトニーのプレーひとつひとつに「うわーっ!」、「ああ〜!」と言うのを聞くのが実に印象的だったと語った。

 今夜は世界中が「ウゥ〜!」、「ワォ!!」と声をあげたに違いない。

 生で観るとスピードはもちろんの事、スィーっと、くるっと、ヒラリと…自由自在だった。身体の運びだけでなく、プレッシャーディフェンスやトラップを受けた状態から出すパスもスピード、タイミング、角度…自由自在だった。そんなトニーを観て、生でしか確信し得ない彼の凄さを今日の勝敗に関わらず、伝えるべきだと思った。そして今後も。

 1番のハイライトは何と言っても、コートを端から端まで駆け回り、床に倒れ込んでから起き上がって残り5.2秒でレブロンのブロックを交わして決めたバンクシュートをヒートHCエリック・スポールストラは「(長いドタバタの後決めたことをさして)あのポゼッションは26秒あるように感じた」とコメント。ディフェンスをしていたレブロンは「彼は一度の攻撃において、可能な限りの過ちと、可能な限りの正しい事をした」と形容。

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 マイアミに着いてからの天気、今日会場入りした時のゲリラ豪雨。これもみなヒートの上に立ち込める暗雲だったのか?トニーがヒートの面々にも冷たい雨を浴びせた。

 心を引き裂かれた思いだったのか、ただ勝利をお預けされて拍子抜けしたのか、放送席のあったアリーナ最上階から出口に向かうヒートファンはいたって静か。。と思いきや、突然階段1階分上から「気にすることないよ〜!!!!たったの1敗じゃない、7試合もあるのよ!!最後は勝つわよ!!」と12、3歳の少女が下の階まで聞こえる大きさで叫び出した。少女はファンの士気を高めようと、繰り返し繰り返し叫んだが周りの反応はなく、呼びかけは悲痛でもあった。

 階段を降りるファンの多くは、自チームがリバウンドでゲームを通して優位に立ち、スパーズの選手は普段決めるであろうアウトサイドシュートを落としていたにも関わらず負けた現実を噛み締めていたのかも知れない。

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 現代NBAを代表するチームで、リーグMVP筆頭にBIG3を擁する、ハイライト製造集団、“現在進行形の王朝”とステルス性の機体でレーダーに引っかからない“時空を超えた静かな王朝”。真の王朝を決する戦いはまだ始まったばかり。ちなみに過去2年のファイナルはGame1をとったチームがチャンピオンシップを逃している。なんて情報も有り。楽しみはまだまだこれから!

 あ、今スポーツ番組で、ダニー・グリーンがトニーのシュートについてインタビューを受けているシーンに僕が映った!!6月6日。Game1終了。祝、全米デビュー!

 それではみなさんまた明日!Stay tuned!!



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