復帰のJ.バトラーが決勝点、D.ローズ不在のブルズ勝利
2014-11-02
現地1日に行われたシカゴ・ブルズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、左手親指のねんざから復帰のジミー・バトラーが決勝点となるフリースロー2本を決め、ブルズが106対105で競り勝った。
エースのデリック・ローズが左足首ねんざで欠場のブルズは、104対105とビハインドで迎えた第4Q残り0.2秒、バトラーがポンプフェイクで今季ナンバーワンルーキーのアンドリュー・ウィギンスのファウルを誘い、フリースロー2本を獲得。バトラーは冷静に2本とも成功させ、自らの復帰戦を勝利で飾った。
バトラーは、12本中6本のフィールドゴール（FG）成功でチーム最多の24得点をマーク。「最高の形でシーズンをスタートできた。勝利は簡単に手に入らないから、勝ててうれしい」と語った。ブルズではそのほか、パウ・ガソルが20得点、6リバウンドをマークした。
ウルブズは、ケビン・マーティンが第4Q残り2.9秒に105対104とリードを奪うスリーポイントシュートを決めるなど、33得点をマークした。リッキー・ルビオは、チームと4年間の延長契約を結んでから初めての試合で、自己最多タイの17アシストと奮起した。しかし、先発パワーフォワードのタディアス・ヤングは、ハーフタイム直前にバトラーと接触して首を痛め、そのまま退場となった。
試合終了直前、バトラーに対し痛恨のファウルをしてしまったウィギンスは「試合の結果を変えられたかもしれないのに。いい教訓になったよ。悔しかったけど、数日後にはまた試合がある。それがNBAのいいところだ」と前向きに気持ちを切り替えた。（STATS-AP）
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