Not Found
Not Found

NBA関連ニュース

史上に残るアップセット! グリズリーズがスパーズ撃破
2011-04-30

 現地29日、ウェスタン・カンファレンス第8シードのメンフィス・グリズリーズは同第1シードのサンアントニオ・スパーズと本拠地でプレイオフ1回戦(7回戦制)第6戦を行い、99対91でグリズリーズが勝利。グリズリーズはシリーズ4勝2敗で球団史上初となるカンファレンス準決勝進出を決めると共に、プレイオフ1回戦が7回戦制になって以降2度目という第8シードによる第1シード撃破の快挙を成し遂げた。

 試合は、グリズリーズが序盤から主導権を握る形で進んだ。スパーズに許したリードは、最初にスパーズにゴールを許した試合開始直後と、アントニオ・マクダイスにジャンパーを決められ79対80とされた第4Q残り4分40秒の2回のみ。スパーズとのホームでの対戦ではレギュラーシーズンから負けなしの強さをここでも見せつけた。

 勝負どころでチームをけん引したのは、2009年にグリズリーズに入団する前は厄介者扱いされていたザック・ランドルフだった。ランドルフは第4Qだけで17得点をマーク。第4Qに逆転を許した後には、チームが稼いだ14得点のうち10得点をひとりで稼ぐ活躍を披露。グリズリーズは残り約30秒には93対84と9点差までスパーズを突き放し、勝利をほぼ手中に収めた。

 過去3回のプレイオフでは0勝12敗、アリーナの空席の多さで有名だったグリズリーズはプレイオフ初勝利を収めるのに10シーズンかかったが、プレイオフ1回戦に7回戦制が導入されて以降で第1シードをアップセットした2番目のチームとして名を刻んだ。

 グリズリーズは、ランドルフが31得点、11リバウンド、マーク・ガソルが12得点、13リバウンドでダブルダブルを記録。トニー・アレンと新人のグレイビス・バスケスがそれぞれ11得点で勝利に貢献した。プレイオフ準決勝では、第4シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦する。

 一方、スパーズはトニー・パーカーが23得点、マヌー・ジノビリーが16得点を挙げたが及ばず。ティム・ダンカンは12得点、10リバウンドだった。レギュラーシーズンでは61勝、大黒柱のダンカンとともに4回のリーグ優勝を成し遂げている王朝が初戦でまさかの敗退となった。(STATS-AP)

●ボックススコアはこちら>>
●対戦カード詳細はこちら>>

Not Found

PAGE TOP

Not Found