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みどころ・試合内容 / 2015年2月2日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

37歳の「スーパーマン」 VS ロシアの「ハンター」
スティーブンソンの左強打に要注目

13年6月の戴冠から1年半、圧倒的な強さをみせつけて3度の防衛を果たしているスティーブンソンの豪腕に注目が集まる。

カリブのハイチ出身のスティーブンソンは20代初めに4年ほど社会から隔離されたこともあり、アマチュア(38戦33勝5敗)を経てプロ転向を果たしたのは29歳と遅かった。しかし、それからはカナダ王座、WBC米大陸王座、WBCインターナショナル、NABA&NABO北米王座、さらにIBFインターコンチネンタル王座、WBCシルバー王座など数多くの地域タイトルを獲得。13年6月にはチャド・ドーソン(アメリカ)を左一発で初回KOに下し、35歳にしてWBC王座を手に入れた。以後、タボリス・クラウド(アメリカ)に7回終了TKO勝ち、トニー・ベリュー(イギリス)に6回TKO勝ち、アンドレイ・フォンファラ(ポーランド)に12回判定勝ちと3度の防衛を果たしている。直近のフォンファラ戦では2度のダウンを奪ったものの、スティーブンソン自身も9回に右を浴びてダウンを喫するなど苦戦を強いられた。長丁場でも問題ないことを証明した代わりに、図らずも「スーパーマン」も完全無欠ではないことを知らしめることになった。WBA、IBF、WBO3団体の王座を持つセルゲイ・コバレフ(ロシア)との統一戦に前進するためにも、ここは存在感を示す内容と結果がノルマといえる。25戦24勝(20KO)1敗。

一方、ロシアをベースに活躍するスコーツキーは09年12月のユルゲン・ブレーマー(ドイツ)戦に続く2度目の世界挑戦となる。ブレーマー戦では12回まで粘ったものの4ポイント差(二者)、8ポイント差をつけられて敗れている。その後、不覚をとった試合もあったが、現在は4連勝(3KO)と調子を上げている。こちらも地域王座コレクターで、ロシアの国内王座をはじめWBO欧州王座、IBFインターナショナル王座、WBOインターコンチネンタル王座などを手中に収めてきた実績を持っている。戦績は24戦22勝(16KO)2敗。スティーブンソンには及ばないが、「ハンター」のニックネームに違わず66パーセントのKO率を誇る。

スコーツキーの実績や攻撃力は無視できないが、個々の戦力に加え経験値でも勝るスティーブンソンの優位は揺るがない。地の利もあるサウスポーの王者が早々から圧力をかけ、徐々に自分の間合いとタイミングをつかんでいく可能性が高い。スティーブンソンの左強打に注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

マニー・パッキャオ

セルゲイ・コバレフ

ヘビー級トップ戦線の現状

WBA スーパー:セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBA    :ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)
WBC    :アドニス・スティーブンソン(カナダ)
IBF     :セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBO    :セルゲイ・コバレフ(ロシア)

ヘビー級とミドル級に挟まれたこのクラスは歴史的にみてもスポットが当たることが比較的少なかったが、13年3月に48歳のバーナード・ホプキンス(アメリカ)がIBF王座、6月にアドニス・スティーブンソン(カナダ)がWBC王座、その2ヵ月後にセルゲイ・コバレフ(ロシア)がWBO王座を獲得して注目度が急上昇した。期待に違わず14年4月にはホプキンスがWBAのスーパー王者ベイブト・シュメノフ(カザフスタン)に勝って王座を統一。そして11月にはコバレフがホプキンスを下して3団体の統一を果たした。多くのファンや関係者がコバレフ対スティーブンソンの4団体統一戦を期待するなか、その前段階として今回のWBCタイトルマッチが行われる。

この両者に続く実力と実績を持っているのが元WBC王者のジャン・パスカル(カナダ)だ。3月14日にカナダでコバレフに挑戦することが決まっている。また、WBAのレギュラー王者ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)は、3月21日にロビン・クラスニキ(ドイツ)を相手に4度目の防衛戦が決まっている。

こうした一方、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)という強打のホープが不気味な進撃を続けている。08年北京五輪、12年ロンドン五輪に連続出場した実績を持つ29歳のファイターは、プロ転向後の7戦をすべて規定ラウンド内で片づけている。やや強引な面はあるが試合は常にエキサイティングで、すでに世界ランク入りも果たしており、早ければ年内にも大舞台に立つ可能性がある。

※14年12/19時点でのデータです


  • みどころ

34歳の職人 VS 22歳の俊英
オッズは11対4で王者支持

ヘレラは14年3月にダニー・ガルシア(アメリカ)の持つWBA、WBC世界S・ライト級王座に挑んで惜敗。しかし、7月には暫定王座に挑戦する機会に恵まれ、ジョアン・ペレス(ベネズエラ)に判定勝ちを収めて戴冠を果たした。25戦21勝(7KO)4敗と戦績は派手なものではないが、積極的に仕掛けながら執拗に戦う攻撃型の技巧派といえる。のちの世界王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)、マイク・ダラス(アメリカ)、金智勲(韓国)らに勝ったこともあり、また敗れはしたものの元世界王者マイク・アンチョンド(アメリカ)、のちの世界王者マイク・アルバラード(アメリカ)、カリム・メイフィールド(アメリカ)らと拳を交えた経験を持っている。25戦の中身は濃いといえる。

挑戦者のべネビデスはアマチュアで09年の全米ゴールデン・グローブ大会で優勝するなど125戦120勝5敗のレコードを残して10年にプロに転向。以来、トップランク社、フレディ・ローチ・トレーナーという後ろ盾に恵まれたこともあり21戦全勝(15KO)の戦績を収めている。前哨戦では速攻を決め1回TKO勝ちでNABF北米王座を獲得するなど、勢いがある。180センチの長身から左ジャブを飛ばし、機を見て右ストレートから回転の速い連打に繋げるボクサーファイター型で、必要に応じて打ち合う気の強さと逞しさも持ち併せている。ただし、ヘレラが10ラウンド以上を8度も経験しているのに対し、ベナビデスは最長で8ラウンドが1度あるだけと、長丁場の戦いに不安が残る。

中近距離の戦いに引きずり込めばヘレラ、中長距離を保つことができればべネビデス有利といえる。オッズは11対4で34歳の王者有利と出ているが、22歳の俊英が番狂わせを起こす可能性もある。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

13連続KO中の新星 VS イタリアの勇者
世界ランカー同士のサバイバルマッチ

S・ウェルター級でIBF4位、ミドル級でWBO3位にランクされる24歳のチャーロと、スーパー・ウェルター級のIBF9位に名を連ねる37歳のボッタイ。どちらが世界トップ戦線に踏みとどまるのか。

チャーロは双子のジャーメルとともにセンセーションを巻き起こしているホープ。183センチの長身から左ジャブを飛ばして相手をコントロールし、被せるように打つ右と引きつけてから放つ切れのある左フックで仕留めるタイプといえる。デビューから6戦は2KOと決め手を欠いたが、10年以降は13連続KOと倒しまくっている。戦績は19戦全勝(15KO)。

対するボッタイは08年に30歳でプロデビュー。イタリアの国内王座やIBFのインターナショナル王座などを獲得した実績を持っている。14年3月にIBFインターコンチネンタル王座を獲得して世界ランクに飛び込んできた。24戦22勝(9KO)2敗。イタリアを出て戦うのは今回が初めてとなる。

果敢に打って出ると思われるボッタイに対し、チャーロがどう対応するかが序盤の見ものといえる。正面から受けて立つのか、それとも左で突き放す、あるいは引きつけてから迎撃するのか。チャーロのスピードとシャープなパンチに要注目だ。

 


Written by ボクシングライター原功

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