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みどころ・試合内容 / 2014年10月6日 放送

みどころ・試合結果

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10月6日放送

[WOWOWライブ] 10/6(月)よる9:00 [再] 10/11(土)午前10:00

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“メイウェザー2世”ブローナー&“KOマシーン”マティセ登場!

WBAインターナショナル・S・ライト級王座決定戦

エイドリアン・ブローナー

元3階級制覇チャンピオン

エイドリアン・ブローナー

(アメリカ)

エマニュエル・タイラー

WBC世界S・ライト級13位

エマニュエル・タイラー

(アメリカ)

>> 試合結果 <<
3-0 エイドリアン・ブローナー の判定勝ち
>> 試合結果 <<
2R KO ルーカス・マティセ の勝利
>> 試合結果 <<
3-0 ジェームス・デラ・ローサ の判定勝ち
  • みどころ

4階級制覇の足掛かりを掴みたいブローナー
一気に上位進出を目論むテイラー

ブローナーは11年11月にWBOのS・フェザー級王座を獲得し、1年後にはWBCのライト級も制覇。その7ヵ月後の13年6月にはWBAのウェルター級王座を獲得した。さすがは自他ともに認める「天才フロイド・メイウェザー(アメリカ)の後継者」といったところだったが、2年足らずで7キロ以上の増量は、やはりどこかに無理があったようだ。昨年12月の初防衛戦でマルコス・マイダナ(アルゼンチン)に2度のダウンを喫して初の挫折を味わわされたことは、記憶に新しいところだ。今年5月、本家メイウェザーのアンダーカードで再起戦に臨み、カルロス・モリナ(アメリカ)に10回判定勝ちを収めている。これが再起第2戦ということになる。30戦28勝(22KO)1敗1無効試合。ブローナーは身長169センチ、リーチ177センチと必ずしも体格に恵まれているわけではないが、スピードや勘の良さ、パンチ力を生かしたボクシングで勝ち上がってきた。ディフェンス技術にも長けている方ではあるが、本家の域には届かない。マイダナに2度のダウンを喫したように、耐久力の面でもメイウェザーには及ばない。しかし、この25歳がずば抜けた才能の持ち主であることは誰もが認めるところである。現在の適正体重であるスーパー・ライト級でどれだけ力を発揮するのか、今後が楽しみだ。

そういった意味では今回のテイラーは、現在のブローナーの力量を計るには最適の相手といえる。キャリアは4年半と比較的浅いが、 昨年3月には当時の世界ランカー、ビクトル・カージョ(ドミニカ共和国)に8回TKO勝ちを収め、一時はIBFの4位までランクアップしたこともある。今年2月、クリス・アルジェリ(アメリカ=現WBO世界S・ライト級王者)に判定負けを喫してランク外に落ちたが、7月には元世界ランカーのカリム・メイフィールド(アメリカ)に判定勝ちを収めて地力のあるところをみせている。まだ23歳と若いだけに、試合ごとに成長する可能性を秘めているといえる。20戦18勝(12KO)2敗。

実績に加え総合力でも勝るブローナー有利は動かしがたいが、テイラーはガードを上げて圧力をかけてくるタイプだけに決して与し易い相手とはいえない。ブローナーが雑な攻撃を繰り返すようだと逆に相手を懐に呼び込んでしまう危険性もある。ブローナーの今後を占う重要な試合といえる。

 


Written by ボクシングライター原功



WBCシルバー・S・ライト級タイトルマッチ

ルーカス・マティセ

WBC世界S・ライト級2位

ルーカス・マティセ

(アルゼンチン)

ロベルト・オルティス

WBC世界S・ライト級5位

ロベルト・オルティス

(メキシコ)

  • みどころ

KO率85%の怪物 VS 無敗のWBC5位
完全復活を狙うマティセに注目

39戦35勝(33KO)3敗1無効試合という驚異的なKO率を誇る前WBC世界S・ライト級暫定王者のマティセと、WBC同級5位にランクされる32戦31勝24KO1分のオルティス。ここ2戦続けてダウンを喫しているマティセだが、完全復活を印象づけることができるか。それともオルティスが一気にトップ戦線に割り込むか。こちらも注目度の高い試合だ。

マティセは85パーセントのKO率が示すとおりのスラッガーで、パンチは右も左も硬質感がある。不倒のイメージが強かった元世界3階級制覇王者ウンベルト・ソト(メキシコ)からダウンを奪ってストップ、ノンタイトル戦ではIBF王者レイモント・ピーターソン(アメリカ)を3度もキャンバスに這わせている。昨年9月、WBA、WBC王者ダニー・ガルシア(アメリカ)との統一戦でダウンを喫して惜敗したが、現在もチャンピオン級の力があることは誰もが認めるところであろう。ただし、4月の再起戦ではジョン・モリナ(アメリカ)に11回KO勝ちを収めたものの2回と5回にはダウンを喫しており、決して芳しい内容ではなかった。存在感を示すには今回のオルティス戦で圧倒的な内容と結果を出す必要がある。

対するオルティスは07年1月にプロデビューした28歳で、保持するWBCシルバー王座戦を含め13度の地域王座戦を経験している。上体を振りながら左で探りを入れ、飛び込んで左右フックを叩きつけるタイプで、マティセほどではないがこちらも75パーセントと高いKO率を誇る。勢いがあるだけに侮れない相手といえる。

6対1というオッズが出ているように、経験値と攻撃力で勝るマティセのKO勝ちの可能性が高いとみる。マティセは4回以内のKO勝ちを28度もマークしているだけに、オルティスは前半は要注意といえる。

 


Written by ボクシングライター原功



テレンス・クロフォード

クリス・アルジェリ

S・ライト級トップ戦線の現状

WBAスーパー:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBA       :ジェシー・バルガス(アメリカ)
WBA暫定   :マウリシオ・ヘレラ(アメリカ)
WBC       :ダニー・ガルシア(アメリカ)
IBF       :レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBO      :クリス・アルジェリ(アメリカ)

2団体の王座を保持するダニー・ガルシア(アメリカ)が実績、実力とも頭ひとつリードしている。ただ、先のマウリシオ・ヘレラ (アメリカ ※現暫定王者)とのV5戦では執拗な相手のプレスに大苦戦するなど、このところ内容面は必ずしも芳しいわけではない。そのヘレラ戦後、ガルシア本人は「一番大事なことは勝つこと、次いでケガをしないこと、その次が内容」と話している。ややモチベーションが低下しているのかもしれない。IBF王者レイモント・ピーターソン(アメリカ)との統一戦構想がある一方、最近は減量苦も伝えられることからガルシアはウェルター級への転向も視野に入れているようだ。スターが揃うウェルター級への参入といえば、いち早くWBO王者のクリス・アルジェリ(アメリカ)が実現させている。アメリカ時間の11月22日(日本時間23日)、中国特別行政区マカオでWBO世界ウェルター級王座マニー・パッキャオ(フィリピン)に挑戦することが決定。圧倒的不利の予想が出ているが、パッキャオの強打を空転させる可能性もある。

こうしたチャンピオンたちと肩を並べる実力の持ち主が、元3階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(アメリカ)と、前WBC暫定王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)である。それぞれ、今回の試合でどんな内容、どんな結果を出すのか注目したい。

このほか、22戦21勝(14KO)1敗の24歳、トーマス・デュロルメ(プエルトリコ)、前WBO王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)、そしてWBC1位の長身技巧派ビクトル・ポストル(ウクライナ)らが王座を狙う位置につけている。


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