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みどころ・試合内容 / 2014年7月14日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

究極のサバイバルマッチ
オッズは3対2でアルバレス有利だが…

S・ウェルター級のWBA王者ララ(31歳)と、同じ階級の前WBA・WBC王者アルバレス(23歳)がスター戦線生き残りをかけて拳を交える。馬力と若さ、タフネスで勝るアルバレスが3対2で有利というオッズが出ているが、逆の結果が出る可能性も十分にあるカードだ。

ララは05年の世界選手権で優勝したほか、3年連続でキューバのナショナル王者になるなどアマチュアで活躍。「08年の北京オリンピックに出場していれば金メダル確実」とまで言われたが、亡命してプロに転向した過去を持つ。6年前にプロデビュー後、世界挑戦経験者ダニー・ペレス(アメリカ)、ロナルド・ハーンズ(アメリカ)、現IBF王者カルロス・モリナ(メキシコ)、元2階級制覇王者ポール・ウィリアムス(アメリカ)、世界ランカーのバーネス・マーティロスヤン(アルメニア)らと戦うなどハードなマッチメークが続いてきた。そんななか昨年6月には元WBO暫定王者アルフレド・アングロ(メキシコ)を10回TKOで下して初の戴冠(WBA暫定王座)を果たした。12月には同じサウスポーのオースティン・トラウト(アメリカ)からダウンを奪って快勝、初防衛にも成功している。今年3月、「暫定」の2文字が外れ、晴れて正規王者に昇格した。懐深く構えながら足をつかって間合いをとり、右ジャブから左ストレート、右フックに繋げるサウスポーの技巧派で、ディフェンスもまずまず堅固だ。しかし、アングロ戦で2度のダウンを喫しているように、打たれた場合の耐久力には疑問符が付く。22戦19勝(12KO)1敗2分の戦績を残している。

対するアルバレスは兄弟ボクサーとしても有名だ。兄リゴベルトは元WBA暫定世界S・ウェルター級王者で、兄リカルドはライト級の元世界ランカー、さらに兄ラモンもS・ウェルター級の選手として活動している。アルバレス自身は13歳のときにボクシングを始め、アマチュアで20戦(戦績は不明)を経験後に15歳でプロデビューした。18歳でNABF北米王座、19歳でWBCユース王座、そして11年3月には20歳の若さでWBC世界S・ウェルター級王座を獲得するなど、その足跡は極めて順調だった。昨年4月にはトラウトに競り勝ってWBA王座も手に入れるなど世界戦7連勝(4KO)をマークしていたが、9月にフロイド・メイウェザー(アメリカ)に判定負け、プロで初の挫折を味わわされた。正面から圧力をかけ、リスクが少ないとみれば強引に出るが、危険のある相手の場合は丁寧に左ジャブで崩しながら戦う術を身に着けている。今年3月の再起戦ではリスクの高い強打者アングロを相手にほぼパーフェクトな試合運びをみせ、着々と加点したすえ10回TKO勝ちを収めている。アングロを相手に同じ10回TKO決着ながら、逆転勝利のララに比べアルバレスの方が内容では上を行っているといえる。戦績は45戦43勝(31KO)1敗1分。

6月すえ時点のオッズは3対2でアルバレス有利と出ている。序盤から圧力をかけてボディを攻め、徐々にララの可動範囲を狭めていき、中盤から終盤で仕留めるというのがアルバレスの理想的な勝利パターンであろう。その一方、慎重に出方をうかがっているうちにララのペースにはまり、攻め手を見失って後手に回るという可能性も決して低くはないのではないだろうか。ララにはアルバレスを空転させるだけのスキルがあるだけに、序盤から目の離せない試合になりそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



アンドレ・ウォード

フロイド・メイウェザー

S・ウェルター級トップ戦線の現状

WBA SC:フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA   :エリスランディ・ララ(キューバ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :カルロス・モリナ(メキシコ)
WBO   :デメトリアス・アンドレイド(アメリカ)

フロイド・メイウェザー(アメリカ)はウェルター級でもWBCとWBA王座を保持しており、37歳のいまなお特別な存在として世界のボクシング界をリードしているといえる。次戦は9月に予定されている。そのメイウェザーを最も脅かす存在として期待されたのがサウル・アルバレス(メキシコ)だったが、昨年9月の直接対決では総合力の差を見せつけられる結果となった。しかし、まだ23歳(7月18日で24歳)。今回のエリスランディ・ララ(キューバ)戦で内容のともなった勝利を収めれば、再び拳を交えるプランが持ち上がるはずだ。メイウェザーは引退まで残り3試合ともいわれるが、アルバレスが来年の5月、あるいは9月の再戦を目指すためにも絶対に落とせない大事な試合といえる。同じことはララにもいえる。ここでアルバレスを破るとなれば、一気にメイウェザーの対戦候補として浮上するだけに、こちらも負けられないところだ。

6月にセルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)を破ってWBC世界ミドル級王座を獲得したミゲール・コット(プエルトリコ)も、このクラスで戦う可能性がある。マルチネス戦ではS・ウェルター級を1ポンド上回るだけの155ポンド(約70.3キロ)でリングに上がったように、現在のコットはS・ウェルター級がベスト体重といえる。メイウェザーとの再戦やアルバレス戦など、スーパーファイトの可能性を秘めている。そのほか、スピードのあるジャーメル・チャーロ(アメリカ)や、ジョン・ジャクソン(バージン諸島)を劇的な逆転KOで下したアンディ・リー(アイルランド)らも近い将来、ベルト争いに絡んできそうだ。


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