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みどころ・試合内容 / 2012年5月14日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

メキシコのダイナマイト VS ウクライナのプロフェッサー
総合力で勝るマルケスが4階級制覇達成か

このクラスのWBO王者ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)が6月9日(日本時間10日)、WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)に挑戦することで防衛戦の間隔が空くために設けられる暫定王座の決定戦。マルケスが勝てばフェザー級、S・フェザー級、ライト級に続く4階級制覇となる。フェドチェンコが勝てば自身初の世界王座獲得となる。

今回の相手フェドチェンコは世界的ビッグネームではないが、この8月で39歳になるマルケスにとっては極めて大事な試合といえる。勝てばさらなる未来があるが、万が一負けるようなことがあると一気に選手生命の危機に立たされることになるからだ。

マルケスは強打とテクニックを併せ持った万能型の右ボクサーファイターで、カウンターの名手としても知られる。2敗1分という結果に終わってはいるもののパッキャオとの対決はいずれも接戦で、「3試合とも私が勝っていた」というマルケスの主張を支持するファンや識者は少なくない。宿敵との4度目の対決に駒を進めるためにも内容を伴う勝利が要求される。

一方、大物を食って最前線に躍り出ようと腕を撫すフェドチェンコは、ウクライナ生まれの31歳。31戦30勝(13KO)1敗という好戦績を残している。マルケスの実績には遠く及ばないもののIBFインターコンチネンタル王座やWBO欧州王座を獲得した実績を持っている。特にWBO欧州王座は元世界王者デマーカス・コーリー(アメリカ)との決定戦を制して手に入れたもので、昨年11月にはWBO15位のウィリー・ブレイン(フランス)を下して初防衛に成功している。

フェドチェンコは東欧の選手特有の堅固なディフェンスと高い攻防技術を備えた選手だ。マルケスと同じボクサーファイター型というカテゴリーには入るが、メキシコの3冠王が攻撃型なのに対し、フェドチェンコは防御型の選手といっていいだろう。積極的に距離を詰めて試合を組み立てるマルケスと異なり、こちらは中長距離での戦いを得意としている。

マルケスがプレッシャーをかけ、フェドチェンコが守りながら応戦するというパターンが予想される。マルケスがKOを過剰に意識して空回りする危険性もないわけではないが、38歳の大ベテランがそんな愚を犯すとは思えない。攻撃力で大きく勝るマルケスがじわじわと痛めつけ、中盤から終盤でストップに持ち込む可能性が最も高いと思われる。賭け率も10対1でマルケス有利と出ている。

 



Written by ボクシングライター原功

ティモシー・ブラッドリー

ティモシー・ブラッドリー

S・ライト級トップ戦線の現状

WBAスーパー:レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBA:マルコス・マイダナ(アルゼンチン)
WBA暫定:ヨハン・ペレス(ベネズエラ)
WBC:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBC休養:ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)
IBF:レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBO:ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

スター選手が揃ったクラスといえる。そんななか、この春にWBCのベルト保持者が変わった。計量で失格したエリック・モラレス(メキシコ)を判定で下したダニー・ガルシア(アメリカ)が新たな覇者となり、新鮮な風を送り込んでいる。経験豊富な他団体の王者と比較すると実績面で見劣りはするが、24歳と若く23戦全勝(14KO)の勢いもあるだけに今後が楽しみだ。
また、レイモント・ピーターソン(アメリカ)と前王者アミール・カーン(イギリス)の再戦が予定されており、その結果しだいでトップ戦線は大きく変動することになりそうだ。6月9日(日本時間10日)にウェルター級WBO王者マニー・パッキャオ(フィリピン)に挑むティモシー・ブラッドリー(アメリカ)の今後にも注目が集まる。
4階級制覇を狙うウンベルト・ソト(メキシコ)、強打で鳴らすルーカス・マティセ(アルゼンチン)、返り咲きを狙うザブ・ジュダー(アメリカ)、全勝の強打者マイク・アルバラード(アメリカ)などランカー陣も実力者が揃っている。


  • みどころ

王座復帰を狙う前王者 VS 正王者昇格に意欲の暫定王者
攻撃力のリオスか、スピードのアブリルか

この王座は昨年12月、リオスが2度目の防衛戦を前に計量で失格して失ったもの。ジョン・マレー(イギリス)との試合には勝ったリオスだが、王座は空位のまま今日に至っている。

リオスは頑丈な体を利して果敢に攻め込む右のファイターで、執拗な連打とタフネスに定評がある。前戦ではミソをつけてしまったが、今後は中量級スター戦線に割って入るものと期待されている25歳だ。30戦29勝(22KO)1分。

対するアブリルは11年10月にミゲール・アコスタ(ベネズエラ)との決定戦を制して暫定王座を獲得した29歳のキューバ人。現在はアメリカのフロリダ州マイアミに住んでいる。20戦17勝(8KO)2敗1分とパワーの点で物足りなさは残るが、長身を利したスピーディーな選手だ。

13対2のオッズが示すとおり実績と知名度で大きく勝るリオス有利は動かない。前半はアブリルの体格とスピードに戸惑うかもしれないが、徐々に距離を詰めて乱戦に巻き込むのではないだろうか。リオスの波状攻撃、アブリルのスピードに注目だ。

 



Written by ボクシングライター原功

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