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みどころ・試合内容 / 2011年3月21日放送

みどころ・試合結果

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3月21日放送

[191ch][HV]3月21日(月・祝) よる8:00 [191ch][再]3月22日(火)午前10:00

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怒涛のビッグマッチ タイムリーオンエア!
クリチコ兄弟の兄ビタリ、最強挑戦者ソリスを迎え撃つ!

WBC世界ヘビー級タイトルマッチ

WBC世界ヘビー級チャンピオン

ビタリ・クリチコ

(ウクライナ)

WBC世界ヘビー級1位

オドラニエル・ソリス

(キューバ)

  • みどころ

ウクライナの鉄拳 VS キューバの至宝
体格、パワー、経験で勝る王者の優位は不動

当初、この時期にクリチコ陣営はWBC3位のトーマス・アダメク(ポーランド)との防衛戦を計画していたが、挑戦者決定戦を勝ち抜いたソリスとの指名試合を統括団体から義務付けられたという経緯がある。
チャンピオンのクリチコは7月で40歳になるが、まだまだ顕著な衰えは見えない。08年10月に3度目の戴冠を果たした試合を含め戦線復帰後も6戦全勝(4KO)と好調だ。興味深いのは8回終了TKO、9回TKO、10回終了TKO、12回判定、10回KO、12回判定と、いずれも長丁場を経験しながら圧勝している点であろう。スタミナ配分に気を配りつつ慎重に試合を組み立てていることが分かる。2メートル超の長身から打ち下ろす右ストレートが健在なだけに、相手にとってはより攻略が難しくなっているといえるかもしれない。
一見すると磐石のクリチコだが、ライバルがWBA王者のデビッド・ヘイ(イギリス)だけという状態では、高いモチベーションをキープすることは難しいと思われる。その辺に隙が生じない保障はない。 「私が世界ヘビー級チャンピオンであることをリングの中で存分に証明してみせる。ソリスがタフで危険な相手であることは承知しているので侮るようなことはない」(クリチコ)
挑戦者のソリスは警戒度Aの選手といえる。1980年4月、キューバ生まれの30歳で、アマチュアでは7年以上もナショナル・チームに所属。99年から2004年まで6年連続して国内王者になるなど、実績は群を抜いている。04年のアテネ五輪ヘビー級で金メダルを獲得したのをはじめ、01年、03年、05年と3度の世界選手権優勝を果たしている。01年の決勝ではヘイに3回RSC勝ちという記録も残っている。アマ戦績は359戦347勝12敗という驚異的なものだ(アマ戦績に関しては他に231戦説など諸説ある)。
06年12月、ナショナル・チームの一員としてベネズエラに遠征した際、ユリオルキス・ガンボア(現WBA・IBF世界フェザー級王者)、ヤン・バルテレミと金メダリスト3人で亡命を図り、翌07年にドイツでプロ転向を果たした。
ソリスがいかに期待されていたかは、デビュー戦の相手が39戦(32勝7敗)だったことでもうかがい知れよう。以降もソリスが対戦した相手は、すべてソリスの試合数を上回る経験を積んでいる選手ばかりだった。この2年半に6連続KO勝ちを収めて世界上位に進出し、昨年12月にはレイ・オースティン(アメリカ)とのWBC挑戦者決定戦で10回反則勝ちを収め、今回の挑戦に漕ぎつけた。
身長は187センチと最近のヘビー級にしては決して大きくはないが、体重は260ポンド(約118キロ)前後と、クリチコを5キロほど上回る。やや寸胴体型だが瞬間的なスピードに優れ、攻防の対応力にも秀でている。被せるように叩きつける右は破壊力もある。
「私はアマチュア王者だったが、プロでもベスト・ファイターであることを証明してみせる。クリチコを引退に追い込むよ」と威勢がいい。
体格、パンチの破壊力、経験で勝るクリチコの圧倒的優位は誰もが認めるところ。ソリスがクリチコの左ジャブに戸惑い距離をつかめないまま正面に立つようなことがあると、早いラウンドで致命的なダメージを負う可能性も否定はできない。
その一方、ソリスが俊敏な動きでサイドに回りこみながら出入りを繰り返す展開に持ち込めれば、クリチコの苦戦も考えられる。

Written by ボクシングライター原功

デビッド・ヘイ

デビッド・ヘイ

ヘビー級トップ戦線の現状

WBA:デビッド・ヘイ(イギリス)
WBC:ビタリ・クリチコ(ウクライナ)
IBF:ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)
WBO:ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)

アメリカに代わって旧ソ連と欧州勢が主役の座を占めるようになって久しい。特にクリチコ兄弟は08年10月以降、ふたりで頂点を独占している状態だ。
そんななか、6月下旬あるいは7月初旬にウラディミール・クリチコ対ヘイの統一戦が実現に向けて動いている。今回のビタリ・クリチコ対ソリス、そして初夏のウラディミール・クリチコ対ヘイの結果によって、ヘビー級シーンは大きく変化する可能性がある。クリチコ兄弟の天下が続くのか、それともソリスとヘイが時代を変えるのか――。
ランキングを見てみると、依然としてルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)がWBA1位、トーマス・アダメク(ポーランド)がWBO1位、さらにアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)、デニス・ボイツォフ(ロシア)らが上位を占めている。
いつになったらアメリカから生きのいい若手が飛び出して来るのだろうか……。

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