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みどころ・試合内容 / 2011年3月14日放送

みどころ・試合結果

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3月14日放送

[191ch][HV]3月14日(月) よる8:00 [191ch][再]3月15日(火)午後0:00

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怒涛のビッグマッチ タイムリーオンエア!
3階級制覇王者コットvs暴れん坊マヨルガ、ファイター対決!

WBA世界S・ウェルター級タイトルマッチ

WBA世界S・ウェルター級チャンピオン

ミゲール・コット

(プエルトリコ)

元2階級制覇チャンピオン

リカルド・マヨルガ

(ニカラグア)

  • みどころ

カリブの天才パンチャー VS ニカラグアの荒武者
コットのコンビネーションが炸裂か

ふたりとも2000年代をリードしてきた中量級のトップ選手だが、意外にも両者の直接対決はなかった。今回もマヨルガが昨年12月、2年3ヵ月ぶりに戦線復帰したために実現の運びとなったもので、やや唐突感があることは否めない。
意外といえば、今回のプロモートはボブ・アラム氏率いるトップランク社と、ドン・キング氏率いるドン・キング・プロダクションズが提携して行われる。両者は30年以上にわたって犬猿の仲として知られる間柄。オスカー・デラ・ホーヤ対フェリックス・トリニダード戦など、これまでにも利害が一致したときにイベントを共催したことはあるが、今回は実に5年ぶりの提携とか。コット&アラム、マヨルガ&キングのチーム戦として見るのも一興かもしれない。
コットは昨年6月、無敗だったユーリ・フォアマン(イスラエル)に9回TKO勝ちを収めてWBA世界S・ウェルター級タイトルを獲得。プエルトリコ人としてはウィルフレド・ベニテス、ウィルフレド・ゴメス、ウィルフレド・バスケス、トリニダードに次いで5人目の3階級制覇を成し遂げている(※ヘクター・カマチョを含めれば6人目)。その後、「スーパー・チャンピオン」に格上げされており、これが初防衛戦となる。それ以前には激闘が続いていただけに、9ヵ月の休養はプラス効果をもたらすものと思われる。左フックを軸にした連携の速いコンビネーションが冴え渡るか。
挑戦者のマヨルガは変則的な間合いと角度から繰り出す右フックを得意とする好戦的な選手。気性の激しさをリングの中にも持ち込んで試合中に相手を挑発するなど、すべての面で規格外の選手といえる。さすがに37歳になり往年のスピードは失せたが、そのパワーと思い切りの良さは健在だ。「コットに勝って、秋にはマニー・パッキャオ(フィリピン=WBO世界ウェルター級王者)に挑戦する」と意気込んでいるだけに、コットも最大限の注意が必要だろう。
ディフェンス力、スピード、パンチの多彩さ、技術力など多くの面で勝るコット有利は不動だ。スピードの差を生かしてスタート時からインサイドに踏み込み、上下のコンビネーションを叩きつけて早期決着という可能性もある。場合によっては、RELENTLESS(無情)というイベントのコピーそのままのワンサイドマッチになるかもしれない。
その一方で、マヨルガがトリッキーな動きとクロス気味に叩きつける荒っぽい右でコットのリズムを崩してしまうことも考えられる。そうなると展開は読みにくいものになりそうだ。マヨルガが番狂わせを演じるためには、早い段階で乱戦に引きずることが必要だろう。

Written by ボクシングライター原功

サウル・アルバレス

サウル・アルバレス

S・ウェルター級トップ戦線の現状

WBAスーパー:ミゲール・コット(プエルトリコ)
WBA:オースティン・トラウト(アメリカ)
WBC:空位
IBF:コーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)
WBO:セルゲイ・ジンジルク(ウクライナ)

WBOのウェルター級王者でもあるマニー・パッキャオ(フィリピン)が、このクラスのWBCタイトルを返上。そのため現在はコットがリーダー的な存在となっている。
無敗のトラウト(25歳)は伸びしろもありそうだが、37歳のバンドレイジは王座獲得後7ヵ月以上も試合枯れ状態になっており、今後は時間との戦いも視野に入れる必要があるだろう。
アルフレド・アングロ(メキシコ)、ポール・ウィリアムス(アメリカ)、カーミット・シントロン(プエルトリコ)、アントニオ・マルガリート(メキシコ)といったチャンピオン経験者が幅をきかせている一方、20歳の大型ホープ、サウル・アルバレス(メキシコ)、28戦全勝(17KO)の24歳、バーネス・マーティロスヤン(アメリカ)、元アマエリートのエリスランディ・ララ(キューバ ※15戦全勝10KO)らが虎視眈々とタイトルを狙っている。

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