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みどころ・試合内容 / 2011年6月27日放送

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6月27日放送

[191ch]6月27日(月) よる8:00 [191ch][HV][再]7月1日(金) 午後0:00
※6/27(月)は標準画質での放送となります。

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経験豊富な王者ロハス、2度目の防衛戦に臨む!

WBC世界S・フライ級タイトルマッチ

トマス・ロハス

WBC世界S・フライ級チャンピオン

トマス・ロハス

(メキシコ)

WBC世界S・フライ級1位

ファン・ホセ・モンテス

(メキシコ)

  • みどころ

雑草派王者 VS 21歳の指名挑戦者
ロハスの経験かモンテスの勢いか

ロハスは昨年9月、ビック・ダルチニャン(アルメニア)が返上したWBC世界S・フライ級王座を河野公平(ワタナベ)と争い、大差の12回判定勝ち。最終回に不覚のダウンを喫したものの内容的にはワンサイドで、技術力の高さを見せつけたものだった。今年2月の初防衛戦では再来日し、今度は元WBA同級王者の名城信男(六島)にも判定勝ちを収めている。こちらも文句のない勝利だった。
173センチの長身と長いリーチを生かした懐の深いサウスポーのボクサーファイター型で、パンチ力もある。ロセンド・アルバレス(ニカラグア)、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)、ジェリー・ペニャロサ(フィリピン)、ホルヘ・アルセ(メキシコ)、ダルチニャンら世界王者経験者と数多く対戦するなど、経験値も高い。12度の敗北があるが、長身痩躯ながら耐久力にも優れ、KO(TKO)負けはアルセ戦とダルチニャン戦の2度だけというタフガイでもある。敗北を糧に這い上がってきた雑草派チャンピオンで、一度失ったベルトを取り戻したところだけに、そう簡単に王座を明け渡すわけにはいかない。
挑戦者のモンテスは対照的に21歳の若さと20戦19勝(12KO)1敗の勢いを誇るホープだ。06年10月にプロデビューしたキャリア5年の若手で、これが初の大舞台となる。しかし、WBCの米大陸王座、WBCユース王座を獲得するなど手順を踏んできており、怖い存在といえそうだ。また、昨年10月にはシルベスター・ロペス(フィリピン)からダウンを奪って5回負傷判定勝ちを収めるなど、勢いだけでなく実力そのものも侮れない。
経験豊富な30歳のチャンピオンと多くの可能性を秘めた21歳の挑戦者という組み合わせだけに、まずは前半のペース争いが焦点になりそうだ。
モンテスとすれば早い段階で流れをつかみ、その勢いに乗って押していきたいところ。しかし、百戦錬磨のロハスがそれを簡単に許すとは思えない。モンテスは距離を縮めることができるか、ロハスの足と右ジャブを止めることができるか、まずはそのあたりに注目したい。

Written by ボクシングライター原功

ウーゴ・カサレス

ウーゴ・カサレス

<S・フライ級トップ戦線の現状>

WBA:ウーゴ・カサレス(メキシコ)
WBA暫定:テッパリス・シンワンチャー(タイ)
WBC:トマス・ロハス(メキシコ)
IBF:クリスチャン・ミハレス(メキシコ)
WBO:オマール・ナルバエス(アルゼンチン)

カサレス、ロハス、ミハレスのメキシコ勢の活躍が目を引く。実績ではフライ級とS・フライ級を制したWBO王者ナルバエスが頭ひとつリードか。同じく2階級制覇のカサレス、この階級での長く戦っているミハレスが続く。ロハスを含め、いずれもテクニックをベースにした選手といえる。
しかし、この正王者4人はカサレス33歳、ロハス30歳、ミハレス29歳、ナルバエス35歳と比較的年齢が高いこともあり、今後に関しては多くを望むのは酷といえるかもしれない。対照的に、ドライアン・フランシスコ(フィリピン)を破って戴冠を果たしたWBA暫定王者テッパリスは22歳。が、こちらはまだ評価を定めるところまでは来ていない。
ランカーでは日本勢が目立つ。2階級制覇を目指す亀田大毅(亀田)、日本王者の佐藤洋太(協栄)、さらに捲土重来を期す元王者の名城信男(六島)らが挑戦圏内に名を連ねている。
海外組では大型ホープは少なく、ナルバエスに善戦したセサール・セダ(プエルトリコ)、今回、ロハスに挑むモンテス、そのモンテスに負傷判定で敗れたシルベスター・ロペスらがベルトに近い位置にいる。