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みどころ・試合内容 / 2011年2月21日放送

みどころ・試合結果

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2月21日放送

[191ch][HV]2月21日(月)よる8:00 [191ch][再]2月22日(火)午前11:50

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怒涛のビッグマッチ タイムリーオンエア! バンタム級最強決定戦!

WBC・WBO世界バンタム級タイトルマッチ

フェルナンド・モンティエル

WBC・WBO世界バンタム級チャンピオン

フェルナンド・モンティエル

(メキシコ)

ノニト・ドネア

元2階級制覇チャンピオン

ノニト・ドネア

(フィリピン)

  • みどころ

充実の3冠王者 VS フィリピンの閃光 賭け率は2対1でドネア有利だが……

軽量級屈指の好カードが実現。フライ級、S・フライ級、バンタム級の3階級を制覇したモンティエルに対し、同じ行程を進んできたドネアが三つめのタイトルを狙って挑戦する。スピード、テクニック、強打を併せ持った者同士の一戦だけに、スタートから目が離せない試合になりそうだ。
モンティエルはボクシング一家の誇りとして知られる。父親マヌエルが主宰する「コチュルジム」で幼少時からグローブに親しんだモンティエルは、17歳でプロデビュー。2000年にWBOのフライ級タイトルを獲得したのを手始めに、02年にWBO世界S・フライ級タイトル、09年にWBO世界バンタム級タイトルを獲得。メキシコ史上7人の3階級制覇者のひとりとして名を連ねている。昨年4月には来日し、WBC王者だった長谷川穂積(真正)を4回TKOに下し、現在は2団体のベルトを保持している。48戦44勝(34KO)2敗2分と、試合経験では挑戦者を大きく上回る。
バンタム級にしては小柄な部類だが、フェイントを多用した頭脳的なボクシングは高い評価を得ている。長谷川が「堅くて強い」と評した左フックを主武器に、パワーも十分。このところ4試合続けて4ラウンド以内に勝負を決めており、勢いもある。
挑戦者のドネアは「フィリピーノ・フラッシュ」(フィリピンの閃光)の異名を持つ万能型の強打者。アマチュア時代からアメリカを本拠とし、全米選手権で優勝するなど顕著な活躍をみせた。76戦68勝8敗のアマ戦績を引っ下げて01年2月にプロ転向。ここまで26戦25勝(17KO)1敗のレコードを残している。07年にビック・ダルチニャン(アルメニア)を衝撃的な5回TKOに下してIBF世界フライ級タイトルを獲得し、V3後に返上してS・フライ級に転向。ここではWBAタイトルを手に入れ、2階級制覇を成し遂げている。
スピーディーなジャブを飛ばしながら積極的に仕掛ける好戦派で、パンチも技術もある。サウスポーにスイッチする器用さも持ち合わせている。こちらは10年間に24連勝中で、直近の試合では堅固なガードとタフで鳴らしたウラディミール・シドレンコ(ウクライナ)に圧勝(4回KO)して評価を高めている。
「とても危険な試合であることは承知している。ひとつのミスも許されないだろう」とモンティエルが気を引き締めれば、ドネアも「やるかやられるかの大勝負。もちろん生き残るためにベストを尽くす」と、自信のなかにも緊張感をのぞかせる。
2月上旬時点でのオッズ(賭け率)は43対20でドネア有利と出ている。体格、スピードで勝る挑戦者がモンティエルを攻略するという見方が多いようだ。しかし、モンティエルには豊富な経験と状況に応じた巧みな戦術があるだけに、予断は禁物といえよう。
ともに好戦的な一面をも持つだけに、早い段階で切り札となる左フックを振り合うことがあるかもしれない。一瞬たりとも目の離せない戦いが繰り広げられそうだ。

Written by ボクシングライター原功

ジョセフ・アグベコ

ジョセフ・アグベコ

バンタム級トップ戦線の現状

WBAスーパー:アンセルモ・モレノ(パナマ)
WBA:亀田興毅(亀田)
WBA暫定:ウーゴ・ルイス(メキシコ)
WBC:フェルナンド・モンティエル(メキシコ)
IBF:ジョセフ・アグベコ(ガーナ)
WBO:フェルナンド・モンティエル(メキシコ)

アグベコ、ヨニー・ペレス(コロンビア)、アブネル・マレス(メキシコ)、ビック・ダルチニャン(アルメニア)の4選手が参加して進行中のバンタム級トーナメントは、4月23日にアメリカで決勝を迎える。アグベコ対マレスが決勝カードで、そのほか3位決定戦としてダルチニャン対ペレスも行われる。
この勝者と今回のモンティエル対ドネアの勝者が真の世界一を決めるプランが浮上しており、実現すれば高い注目を集めそうだ。もうしばらくはバンタム級トップ戦線から目が離せない状況が続きそうだ。