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みどころ・試合内容 / 2011年12月18日放送

みどころ・試合結果

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12月18日放送

[WOWOWライブ]12月18日(日) よる7:00 / 12月19日(月) よる9:00
[WOWOWプライム]12月22日(木) 午後2:00

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チャベス・ジュニア、初防衛戦に臨む!

WBC世界ミドル級タイトルマッチ

WBC世界ミドル級チャンピオン

フリオ・セサール・チャベス・ジュニア

(メキシコ)

WBC世界ミドル級4位

ピーター・マンフレド・ジュニア

(アメリカ)

  • みどころ

伝説の継承者 VS プロビデンスの誇り
チャベス・ジュニアの真価が問われる初防衛戦

今年6月、史上5組目の親子世界チャンピオンとなったチャベス・ジュニアの初防衛戦。戴冠試合のセバスチャン・ズビック(ドイツ)戦は準ホームタウンともいうべきロサンゼルスで行われたものだが、小差判定(116対112、115対113、114対114)だったため新チャンピオンの実力に関しては懐疑的な見方があるのも事実だ。そんな声を吹き飛ばすためにも、ここは圧倒的な内容での勝利がチャベス・ジュニアのノルマといえる。

チャベス・ジュニアは幼少時から父のトレーニング場に出入りしていたが、アマチュアでの公式戦出場は一度もない。03年9月、17歳でプロの初陣に臨んでから世界戦まで44戦を要したのは、実力養成と同時にキャリアを重視したためといえよう。事実、ところどころで危ない試合もあったが、ここまで無敗で来ている。ある程度の庇護や幸運はあったとしても、やはり地力そのものが上がってきているのだろう。

183センチの長身からジャブを突き、打ち下ろすような右と返しの左フックというパターンが多いが、それだけではなくボディ攻撃も巧みだ。被弾も少なくないが見た目以上に頑丈で、最近は正面からの打ち合いもこなす逞しさが備わってきた。ジョン・ダディ(アイルランド)、ビリー・ライル(アメリカ)、そしてズビックと厳しい試合を乗り切ってきたことで自信も増しているはずだ。

挑戦者のマンフレド・ジュニアはロードアイランド州のヒーローで、「プロビデンス(出身地)の誇り」と呼ばれる人気者だ。かつてはNBCテレビの人気番組「ザ・コンテンダー」にも出演、いまも高い知名度を誇る。敗れはしたものの07年4月にはジョー・カルザゲ(イギリス)の持つWBO世界S・ミドル級タイトルに挑戦した実績を持っている。その試合の前にはフレディ・ローチ・トレーナーの指導を受けたこともある。43戦37勝(20KO)6敗と総試合数はチャベス・ジュニアと大差ないが、フランキー・ランドール(アメリカ)、セルジオ・モーラ(アメリカ=2度)、さらにジェフ・レイシー(アメリカ)といった元世界チャンピオンとの対戦経験があり、中味はなかなか濃い。

スピードやパンチの切れはさほどではないが、総合的な戦力はバランスよく整っているといえる。なによりも2度目の世界挑戦、しかも注目度の高いチャンピオンに挑むということで、そのモチベーションの高さは要警戒といえるだろう。

09年9月以降、KOから4試合遠ざかっているチャベス・ジュニアだが、パンチ力と耐久力では上回っているものと思われる。その利点を生かして打ち合いに持ち込む可能性が高そうだ。ペース争いの前半を経て中盤から白熱した攻防が見られそうだ。


Written by ボクシングライター原功

セルヒオ・マルチネス

セルヒオ・マルチネス

ミドル級トップ戦線の現状

WBAスーパー:フェリックス・シュトルム(ドイツ)
WBA:ゲンナディ・ゴロブキン(カザフスタン)
WBA暫定:ハッサン・ヌダム・ヌジカム(フランス)
WBCダイヤモンド:セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)
WBC:フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)
IBF:ダニエル・ゲール(オーストラリア)
WBO:ディミトリー・ピログ(ロシア)

4団体に7人の覇者が乱立しているが、セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)が図抜けた評価を得ていることは誰もが認めるところだ。WBCが「ダイヤモンド・チャンピオン」という一段高い特別な地位に昇格させたほどだ。安定政権を築いたフェリックス・シュトルム(ドイツ)がマルチネスを追うが、その差は小さくない。

ゲンナディ・ゴロブキン(ロシア)は22戦全勝(19KO)の29歳。ヌジカムは26戦全勝(17KO)の27歳。さらにディミトリー・ピログ(ロシア)は31歳で19戦全勝(15KO)。ダニエル・ゲール(オーストラリア)は27戦26勝(15KO)1敗の30歳。いずれも伸びしろを残しているだけに、誰がマルチネスに迫るか楽しみだ。

ランカー陣ではWBC1位の強打者マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)、エキサイティングなファイトで人気のアンディ・リー(アイルランド)、センスが光るピーター・クイリン(アメリカ)らに注目したい。


親子世界チャンピオン5組(父&息子4組、父&娘1組)

(1)エスパダス親子(メキシコ)
父グティ・エスパダス ●フライ級(76年~78年)
息子グティ・エスパダス・ジュニア ●フェザー級(00年~01年)
(2)スピンクス親子(アメリカ)
父レオン・スピンクス ●ヘビー級(78年)
息子コーリー・スピンクス ●ウェルター級(03年~05年)
●S・ウェルター級(06年~08年、09年~10年)
(3)アリ父娘(アメリカ)
父モハメド・アリ ●ヘビー級(64年~67年、74年~78年、78年~79年)
娘レイラ・アリ ●S・ミドル級(05年~07年)
(4)バスケス親子(プエルトリコ)
父ウィルフレド・バスケス ●バンタム級(87年~88年) ・S・バンタム級(92年~95年)
●フェザー級(96年~98年)
息子ウィルフレド・バスケス・ジュニア ●S・バンタム級(10年~11年)
(5)チャベス親子(メキシコ)
父フリオ・セサール・チャベス ●S・フェザー級(84年~87年)
●ライト級(87年~89年)
●S・ライト級(89年~94年、94年~96年)
息子フリオ・セサール・チャベス・ジュニア ●ミドル級(11年~)

※このほか養子縁組のパターソン親子(父フロイド・パターソン=ヘビー級、息子トレーシー・ハリス・パターソン=S・バンタム級、S・フェザー級)の例もある

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