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みどころ・試合内容 / 2011年8月1日放送

みどころ・試合結果

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8月1日放送

[191ch]8月1日(月) よる8:00  [191ch][HV][再]8月5日(金) 午後0:00
※8/1(月)は標準画質での放送となります。

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元3階級制覇王者モンティエル、注目の再起戦!

S・バンタム級12回戦

フェルナンド・モンティエル

元3階級制覇チャンピオン

フェルナンド・モンティエル

(メキシコ)

ネオマール・セルメニョ

元WBA暫定世界バンタム級チャンピオン

ネオマール・セルメニョ

(ベネズエラ)

  • みどころ

元3階級制覇者モンティエルの再起戦
元王者相手に苦戦は必至?

この2月、ノニト・ドネア(フィリピン)にショッキングな2回TKO負けを喫し、保持していたWBC・WBO世界バンタム級タイトルを失ったモンティエルの再起戦。相手のセルメニョも元WBA暫定世界バンタム級チャンピオンの肩書を持つ実力者だけに、楽観視できない試合といえる。
モンティエルはWBOチャンピオンだった昨年4月、長谷川穂積(真正)を4回TKOに破ってWBCのベルトも獲得。7月には防衛にも成功した。しかし今年2月、ドネアの挑戦を受けて完敗、頂点から滑り落ちた。その試合内容と心身のダメージから戦線復帰には時間がかかると思われたものだが、思いのほか早く再起戦を組んだという印象がある。しかも、他の選手との対戦が内定していたセルメニョと根気強く交渉して、あえて名のある強豪との対戦を決めたという経緯がある。このあたりにモンティエル自身と陣営の自信とトップの座への執念が感じられる。
ドネア戦後の3月に32歳になったモンティエルは163センチと小柄だが、足を使いながら角度を探り、左を軸にした多彩な攻撃を身上とする強打者として知られる。フェイントを多用するタイプで、頭脳派の一面も併せ持つ。戦績は49戦44勝(34KO)3敗2分。
対するセルメニョも戴冠実績を持つ実力者だ。2004年のプロデビューを前にアマチュアで活躍したトップ選手で、2000年のシドニー五輪出場の経験もある。プロでは09年3月、日本にも馴染み深いクリスチャン・ミハレス(メキシコ)との決定戦を制してWBA暫定世界バンタム級タイトルを獲得。1年後、正王者アンセルモ・モレノ(パナマ)に僅差の2−1判定負けを喫してベルトを失い、再戦でも涙をのんだ。
再起戦での勝利を挟んで今年1月にはWBA世界S・バンタム級挑戦者決定戦に臨んだが、ここでもビクトル・テラサス(メキシコ)に2−1の判定負け。23戦20勝(12KO)3敗の戦績を誇るが、敗北はいずれも最近の2年に集中している。このところ少し武運から見放された感がある。
セルメニョは攻防ともにまとまりのある総合力の高い右ボクサータイプで、どちらかといえばパワーよりもテクニックが売りの選手といえる。現在もS・バンタム級でWBA6位の肩書を持ち、その実力は高く評価されている。
タイトルこそかからないものの世界戦と同等の注目カードといえる。パンチ力で勝るモンティエル有利は動かないものの、ドネア戦で受けた心身のダメージは気になるところ。相手の出方はもちろんだがモンティエルは自分のコンディションをチェックする時間も必要になるものと思われる。しかし、それらに時間をかけすぎるとセルメニョのペースにはまってしまう危惧もある。モンティエルにとっては折々に難しい決断を迫られる試合になるかもしれない。

Written by ボクシングライター原功

西岡利晃

西岡利晃

S・バンタム級トップ戦線の現状

WBA:リコ・ラモス(アメリカ)
WBA暫定:ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)
WBC:西岡利晃(帝拳)
IBF:タカラニ・ヌドゥロブ(南アフリカ)
WBO:ホルへ・アルセ(メキシコ)

このクラスは国籍や主戦場の異なる選手がトップを占めている。西岡以外の4人はいずれも1年以内の戴冠という特徴もある。実績や総合力ではV6王者の西岡が先頭におり、五輪連覇のリゴンドー、メキシコ初の4階級制覇王者アルセが肉薄している。7月に下田昭文(帝拳)に逆転KO勝ちを収めたばかりのラモスは、まだ評価を定める時点ではなかろう。
ドネアへの雪辱、あるいは4階級制覇を目指すモンティエルがこうしたトップの一角に割って入れるかどうか。そのためにも今回のセルメニョ戦は重要な試合といえる。
10月に「WOWOW大開局祭」で西岡への挑戦が決定したラファエル・マルケス(メキシコ=46戦40勝36KO6敗)も怖い存在だ。
若手では25歳のテクニシャン、テオン・ケネディ(アメリカ=18戦17勝7KO1分)に注目したい。

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