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みどころ・試合内容 / 2011年4月4日放送

みどころ・試合結果

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4月4日放送

[191ch][HV]4月4日(月) よる8:00 [191ch][再]4月8日(金) 午前11:10

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エキサイトマッチ20周年スペシャル!
リオス&アルバレス、2人のホープが世界初挑戦!

WBA世界ライト級タイトルマッチ

ミゲール・アコスタ

WBA世界ライト級チャンピオン

ミゲール・アコスタ

(ベネズエラ)

ブランドン・リオス

WBA世界ライト級1位

ブランドン・リオス

(アメリカ)

  • みどころ

雑草派王者 VS 無敗のホープ
一発の破壊力は王者、連打力は挑戦者

ウルバノ・アンティロン(メキシコ)、パウルス・モーゼス(ナミビア)の全勝組を連続KOで下してWBAのトップに立った32歳のアコスタと、デビューから27戦負けなし(26勝19KO1分)を誇る24歳の挑戦者リオス。実力が伯仲しているだけに、一進一退の激しい戦いが見られそうだ。
チャンピオンのアコスタはキャリア途中に3連敗を喫したこともあり、分類するならば雑草派といえよう。地元ベネズエラだけでなくコロンビア、トリニダード・トバゴ、アメリカ、メキシコ、ニカラグア、そしてアフリカのナミビアでも試合経験がある。33戦28勝(22KO)3敗2分。アンティロンを倒したようにアッパー系のパンチは強烈だ。
挑戦者のリオスも高いKO率を誇るが、こちらは連打型の選手といえる。執拗に相手に迫り、中間距離で左右のパンチの雨を降らせるタイプといえる。昨年9月、アンソニー・ピーターソン(アメリカ)に一方的な勝利(7回反則勝ち)を収めて今回の指名挑戦権を手に入れている。
一発の破壊力ではアコスタが勝るが、パンチの回転力、連打力ではリオスが上を行くと思われる。オッズ(賭け率)は2対1で挑戦者有利と出ているが、接戦が予想される。
主導権争いの序盤、ペースアップの中盤を経て、勝負は終盤までもつれそうだ。

Written by ボクシングライター原功

WBC世界S・ウェルター級王座決定戦

サウル・アルバレス

WBC世界S・ウェルター級1位

サウル・アルバレス

(メキシコ)

マシュー・ハットン

WBC世界ウェルター級5位

マシュー・ハットン

(イギリス)

  • みどころ

20歳の大型ホープ VS 欧州の雄
アルバレスのパワーが凌駕か

この王座は昨年11月、決定戦でアントニオ・マルガリート(メキシコ)を下したマニー・パッキャオ(フィリピン)が保持していたが、現在のベスト・ウェートであるウェルター級に戻るため返上したもの。それにともない当初はアルバレスが持つシルバー王座の防衛戦として行われるはずだったこのカードが急遽、空位の王座決定戦に昇格したという経緯がある。試合がS・ウェルター級リミットを4ポンド下回る150ポンド(約68.0キロ)のキャッチ・ウェート(契約体重)で行われるのは、ウェルター級がベスト・ウェートのハットンに考慮してのことだ。
戴冠が期待されるアルバレスは20歳にして36戦35勝(26KO)1分のキャリアを持つ強打者。分厚い上体から繰り出される右ストレート、左フックは強烈で、無類のタフ男として鳴らした元世界王者カルロス・バルドミール(アルゼンチン)を一撃でキャンバスに沈めたほどの破壊力を持つ。ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)の後押しもあり、このまま突っ走ればスーパースターの座も夢ではないだろう。
一方のハットンはイギリス・タイトルやヨーロッパ・タイトルを獲得した実績を持つ29歳のベテラン選手。「元2階級制覇王者リッキー・ハットンの弟」として知られた時期もあったが、いまは「マシュー・ハットン」の固有名詞で広く認知されるまでになった。昨年は、長いことヨーロッパのトップシーンを牽引してきたジャンルーカ・ブランコ(イタリア)に勝ってヨーロッパ・タイトルを獲得。初防衛戦では元世界王者ユーリ・ヌズネンコ(ウクライナ)を退け、2度目の防衛戦では無敗の挑戦者を3回KOで屠るなど勢いもある。戦績は47戦41勝(16KO)4敗2分。しかし、パワー不足の感は否めない。体格面でもアルバレスよりひと回り小さいはずだ。
18対1のオッズ(賭け率)が示すように、下馬評では圧倒的にアルバレス有利と出ている。正面から重厚なプレッシャーをかけ、ロープやコーナーに追い込んで連打を叩きつけてけりをつけてしまうという見方が順当なところといえよう。ハットンは動きながら手数で勝負したい。

Written by ボクシングライター原功

バーネス・マーティロスヤン

バーネス・マーティロスヤン

S・ウェルター級トップ戦線の現状

WBAスーパー:ミゲール・コット(プエルトリコ)
WBA:オースティン・トラウト(アメリカ)
WBC:空位
IBF:コーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)
WBO:セルゲイ・ジンジルク(ウクライナ)

このほかにWBCの「名誉チャンピオン」としてフロイド・メイウェザー(アメリカ)がいるが、昨年5月を最後に活動実績がない。対決が期待されるライバルのマニー・パッキャオ(フィリピン)もこのクラスのタイトルを返上と、やや寂しい状況になりつつある。
救いは今回のサウル・アルバレス(メキシコ)のような生きのいいホープが数人、頭角を現してきた点だろう。全勝のバーネス・マーティロスヤン(アメリカ)、エリスランディ・ララ(キューバ)、そして前王者ユーリ・フォアマン(イスラエル)を破ったパウェル・ウォラック(アメリカ)らである。
これに元王者アルフレド・アングロ(メキシコ)、カーミット・シントロン(プエルトリコ)らが絡めば、トップ戦線は賑やかになるはずだ。