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みどころ・試合内容 / 2010年12月13日放送

みどころ・試合結果

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12月13日放送

[191ch][HV]12月13日(月)よる8:00 [191ch][再]12月14日(火)午後0:00

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怒涛のビッグマッチ タイムリーオンエア!
“イギリスの至宝”カーン VS 強打者マイダナ、王座統一戦!

IBF・WBO世界ヘビー級チャンピオン

アミール・カーン

WBA世界S・ライト級チャンピオン

アミール・カーン

(イギリス)

マルコス・マイダナ

WBA暫定世界S・ライト級チャンピオン

マルコス・マイダナ

(アルゼンチン)

  • みどころ

スピードスター VS 南米の脅威
カーンのスピードにアドバンテージ

1年半前、このWBAのS・ライト級のベルト保持者はアンドレアス・コテルニク(ウクライナ)だった。一時は次期スーパースター候補のビクター・オルティス(アメリカ)を相手に防衛戦を行うプランが浮上したが、両陣営が方針転換。コテルニクはカーンを相手に防衛戦を行うことになり、オルティスはマイダナを相手に暫定王座の決定戦に出場することになったのだった。その結果、カーンは判定勝ちで正規王座を獲得、マイダナはダウン応酬の激闘を制して暫定王座を手に入れたという経緯がある。その両者が、雌雄を決するために同じリングに上がることになった。
カーンは17歳で出場したアテネ・オリンピックで銀メダルを獲得後、05年7月にプロ転向。2年前にブレイディス・プレスコット(コロンビア)に1回KO負けを喫する不覚はあったものの、ここまで24戦23勝(17KO)1敗と、まずまず順調に歩んできたといえる。コテルニク戦ではシドニー・オリンピックの銀メダリストをスピードとテクニックで抑え込み、初防衛戦のディミトリー・サリタ(アメリカ)戦では電光石火の初回KO勝ち。初のアメリカ進出試合となった今年5月のV2戦は、元王者のポール・マリナッジ(アメリカ)に何もさせずに11回TKO勝ち。12月8日に24歳の誕生日を迎える「キング」は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いにある。
その陰にはオスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデン・ボーイ・プロモーションズの後押しや、名匠フレディ・ローチの指導があることを忘れてはなるまい。今回の試合を前にフィリピンでマニー・パッキャオ(フィリピン=6階級制覇王者)と合同トレーニングをこなし、スパーリングで手合わせした経験も近い将来にプラス効果をもたらすはずだ。
カーンがスピードを身上とする洗練された選手なら、マイダナは対象的に無骨なファイターだ。30戦29勝(27KO)1敗という数字がそのパワーを物語っている。ハンマーで壁を叩き破るようなパンチは重量感と硬質感を併せ持ち、自身のアゴと体は頑丈にできている。3ラウンド以内のKO勝ちを22度も記録しているほどの速攻型だが、世界戦で2度も12ラウンドをフルに戦うなどスタミナもある。タフでラフ、パンチがあってスタミナもあるため、多くの選手やマネージャーから敬遠される典型的なタイプといえる。
オルティスをストップして手に入れた暫定タイトルは、すでに3度の防衛に成功している。一戦ごとに経験値も評価も高まっているところだ。
まったくタイプが異なるため、どちらかが早い段階でペースを掌握した場合、ワンサイドになる可能性がある。カーンが素早く動きながら速い左ジャブを突き刺すことができれば、マイダナは攻め手を失うことになるはずだ。逆にマイダナのプレスに遭ってカーンの動きが封じられれば、勝負は早い時点で終わるかもしれない。
オッズは3対1でカーン有利と出ている。並外れたスピードにアドバンテージがあると見られているのだ。
はたして予想通りの展開になるのか。それとも、マイダナがパワーで捻じ伏せるのか。

Written by ボクシングライター原功

デボン・アレキサンダー

デボン・アレキサンダー

S・ライト級トップ戦線の現状

WBA:アミール・カーン(イギリス)
WBA暫定:マルコス・マイダナ(アルゼンチン)
WBC:デボン・アレキサンダー(アメリカ)
IBF:空位
WBO:ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

群を抜くスピードを誇るカーン、驚異的なパワーを持つマイダナ、自在な創造的ボクシングを展開するアレキサンダー、高い潜在能力と瞬発力を持つブラッドリー――4人のチャンピオンは個性のハッキリした実力者ばかりだ。カーンとマイダナに敗北がひとつずつあるだけで、アレキサンダーは全勝、ブラッドリーは無敗ときている。これだけのスター選手が同じクラスに揃うことは珍しいといえる。しかも、今回のカーン対マイダナに続き、来年1月にはアレキサンダー対ブラッドリーのチャンピオン対決が予定されているのだから、ファンにとってはたまらない。
これをビクター・オルティス(アメリカ)、ザブ・ジュダー(アメリカ)、ルーカス・マティセ(アルゼンチン)らが追っている。

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