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鉄くず拾いの物語

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鉄くず拾いの物語

「ノー・マンズ・ランド」のD・タノヴィッチ監督が、ボスニア・ヘルツェゴビナで起きた実話を映画化し、第63回ベルリン国際映画祭で男優賞など3冠に輝いた感動作。

2011年、ボスニア・ヘルツェゴビナで暮らすロマの妊婦が保険証を持っていなかったために手術を受けられず、危うく命を落としかけるという理不尽な出来事が発生。新聞でその報を知り、憤りを覚えた同国を代表する映画監督タノヴィッチは、ただちにそれを題材に映画を作ることを決意し、事件の当事者であるロマの夫婦を映画の主役に据えて、そのつましい日常生活とロマ差別の実態をドキュドラマの手法で描写。夫役のN・ムジチは演技経験が皆無だったものの、第63回ベルリン国際映画祭でみごと男優賞に輝いた。

鉄くず拾いの物語

「ノー・マンズ・ランド」のD・タノヴィッチ監督が、ボスニア・ヘルツェゴビナで起きた実話を映画化し、第63回ベルリン国際映画祭で男優賞など3冠に輝いた感動作。

ロマのナジフは、ボスニア・ヘルツェゴビナで鉄くず拾いをして一家の生計を立てながら、妻のセナダと2人の幼い娘とともにつましく暮らす毎日。3人目の子どもを身ごもっていたセナダがある日腹痛を訴え、近くの病院で診てもらったところ、お腹の子は流産ですでに死亡しており、すぐにも開腹手術が必要とのこと。しかし、保険証を持っておらず、高額な手術代をすぐには払えないため、彼ら一家はのっぴきならない苦境に陥る。

作品データ

  • 原題/Epizoda u zivotu beraca zeljeza
  • 制作年/2013
  • 制作国/ボスニア・ヘルツェゴビナ/フランス/スロべニア
  • 内容時間(字幕版)/75分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第63回(2013)ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)
  • 第63回(2013)ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)「ナジフ・ムジチ」
  • 第63回(2013)ベルリン国際映画祭特別エキュメニカル審査員賞

出演

役名 役者名
セナダ セナダ・アリマノヴィッチ
ナジフ ナジフ・ムジチ
サンドラ サンドラ・ムジチ
シェムサ シェムサ・ムジチ

スタッフ

  • 監督
    ダニス・タノヴィッチ
  • 製作
    アムラ・バクシッチ・チャモ
  • 製作
    チェドミール・コラール
  • 脚本
    ダニス・タノヴィッチ
  • 撮影
    エロール・ズブチェヴィッチ

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • ネタバレなぜ神は貧しい者を苦しめるのだ

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2015/02/24 15:31

    このレビューはネタばれのため本文を表示していません。 本文を見る

  • 貧しさがゆえに・・・

    • ★★★★☆
    • 祭ばやしが聞こえる
    • 2015/02/12 13:08

    貧しさがゆえに日々、廃車を解体したり、拾った鉄くずを売ったお金で一家を支えている夫・ナジフ。ある日、妻・セナダが腹痛を起こしてしまいます。病院へ連れて行きますが 続きを読む

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