ステージ
中村勘三郎 魂の舞台 三島村歌舞伎「平家女護島 俊寛」

中村勘三郎 魂の舞台 三島村歌舞伎「平家女護島 俊寛」
現在、放送予定はありません。

平家伝説が生きる島で鹿児島の硫黄島で、中村勘三郎が演じる魂の歌舞伎。島の海岸をそのまま使う臨場感あふれる舞台で、勘三郎が孤独な人生を選ぶ俊寛の悲哀を熱演。

鹿児島市からフェリーで3時間半、人口約120人の硫黄島の海岸で行なわれた、中村勘三郎の歌舞伎公演を本格復帰後初めて放送する。演目「平家女護島 俊寛(へいけにょごがしま しゅんかん)」は、平安時代、俊寛僧都が流刑となった最果ての島「鬼界ヶ島」が舞台の物語。硫黄島は、その「鬼界ヶ島」だと考えられており、俊寛が暮らした痕跡も見つかっている。物語の“本当の舞台”での勘三郎の熱演を見ることができる。
硫黄島の海岸をそのまま使った舞台は、物語の中で沖からやってくる船を島の漁師が動かすなど、島民も総動員で作り上げた。夜の海岸に照明が配され、暗闇の中、砂浜が白く浮かび上がる幻想的なステージ。収録は、島のクレーンカメラを含む10台のカメラを設置し、ステージ中継の常識を覆すダイナミックで斬新なものになった。特別な舞台で、勘三郎が魂を込めた演技を披露する。

役名:丹左衛門尉基康は中村勘太郎(現:勘九郎)が務める。

中村勘三郎 魂の舞台 三島村歌舞伎「平家女護島 俊寛」

平家伝説が生きる島で鹿児島の硫黄島で、中村勘三郎が演じる魂の歌舞伎。島の海岸をそのまま使う臨場感あふれる舞台で、勘三郎が孤独な人生を選ぶ俊寛の悲哀を熱演。

平家に反旗を翻した罪で、鬼界ヶ島(きかいがしま)に流刑にされた俊寛僧都(しゅんかんそうず/中村勘三郎)、丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね/中村七之助)、平判官康頼(へいはんがんやすより/中村勘之丞)の3人。そこに、都から恩赦を伝える船がやってきた。ところが、赦免船に乗れるのは3人で、成経が島で結婚した海女の千鳥(中村鶴松)は乗れないと分かる。
さらに、使者の妹尾太郎兼康(せのおのたろうかねやす/片岡亀蔵)から、都で俊寛の妻が殺されたと聞いた俊寛は、妹尾を切り捨て、自分の代わりに千鳥を船に乗せて都に返す。船が去った後、1人になった俊寛は改めて、孤独に打ちひしがれる。

演目

  • 歌舞伎「平家女護島 俊寛」

出演

役名 役者名
俊寛僧都 中村勘三郎
丹左衛門尉基康 中村勘九郎
丹波少将成経 中村七之助
瀬尾太郎兼康 片岡亀蔵
平判官康頼 中村勘之丞
海女千鳥 中村鶴松

スタッフ

  • 演出
    塚田圭一
  • 近松門左衛門
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