第一次世界大戦前夜のドイツの小村を舞台に、M・ハネケ監督が当時の封建社会の不穏な時代相を鋭く浮き彫りに。第62回カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた衝撃の傑作。
1913年、北ドイツの小村。乗馬中の医師が、木の間にひそかに張られた針金のせいで落馬し、負傷して入院。続いて、村一番の地主である男爵の製材所で、小作人の妻が転落して死亡する。さらに、村の秋祭りの日に男爵のキャベツ畑がすっかり荒らされ、一方、その間に男爵の幼い息子が行方不明となり、やがて全身傷だらけとなって発見される。犯人の正体が一向に判然とせぬまま、村はかくして次第に不穏な空気に包まれていく。作品データ
- 原題/Das Weisse Band - Eine Deutsche Kindergeschichte
- 制作年/2009
- 制作国/ドイツ/オーストリア/フランス/イタリア
- 内容時間(字幕版)/144分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第62回(2009)カンヌ国際映画祭パルムドール
出演
役名 | 役者名 |
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教師 | クリスティアン・フリーデル |
エヴァ | レオニー・ベネシュ |
男爵 | ウルリッヒ・トゥクール |
ジギ | フィオン・ムーテルト |
牧師 | ブルクハルト・クラウスナー |
医師 | ライナー・ボック |
スタッフ
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監督ミヒャエル・ハネケ
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製作シュテファン・アルント
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製作ファイト・ハイドゥシュカ
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製作ミヒャエル・カッツ
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脚本ミヒャエル・ハネケ
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撮影クリスティアン・ベルガー