ドキュメント

9月の「MUSIC LTD.」Documentパートに登場するのは、9月8日にニューアルバム「LIFE」をリリースするアンジェラ・アキ。
今回の「MUSIC LTD.」では、ニューアルバム「LIFE」、そして10月よりスタートする「MY KEYS PLUS+ TOUR 2010 LIFE」について語ってくれた。

<ニュー・アルバム「LIFE」について>

今回のニュー・アルバムのタイトルである「LIFE」に込めたアンジェラさんの想いを教えて下さい。

今年は私にとって、デビュー5周年という節目の年です。今年1年間は、集大成でありながらも、新たな旅立ちの年でもあると思っています。そんな想いを表すのに、一番相応しい言葉が“LIFE”だと思いました。

アルバムのタイトル曲である「LIFE」はどんな曲ですか?

“人生(LIFE)”は一言でいうと、“複雑”です。でも、改めて考えると、そこまで複雑ではないのかな…と思うことがありました。世間的に正しいと言われていることも、実はそんなこともなかったりしますよね。“正しい”ことと“間違っている”ことは、見方によって同じだったりします。
それと一緒で“出会い”と“別れ”も、“別れ”に執着するのではなく、別れと出会いの間にある時間、出会いに向かっている時間を大切にするべきだと思いますね。

今回のアルバムのレコーディングは、どちらで行ったのですか?

今回のアルバムは、日本語詞と英語詞の曲を半分づつ収録しています。レコーディングも、日本語の曲は東京で。英語の曲は、曲を作り始める所からアメリカで行いました。

アルバムに収録されている「愛の季節」はどのような曲ですか?

私は今まで、失恋や別れの曲を多く作っていました。しかし、別れを乗越える内容の曲を作ったことがありませんでした。
この曲では、恋人同士の1つの“愛”を、季節のサイクルに例えています。あるカップルが、別れを感じてからもそれを乗り越えて、もう一度春を迎えた時、2人は前よりも強い絆になるのではないかと思い、この曲を作りました。今まで失恋の曲ばかり歌っていた私が、こんな曲を書けるようになったのは、私自身が大人になったからですかね(笑)
私は基本的に、自分と向き合う内容の曲を作り続けています。それは、自分と向き合うことが私にとっての成長だからです。それと同じで、自分とだけではなく、相手ともきちんと向き合うことが大切で、自分の成長にも繋がるということを強く感じてたので、この曲が出来たのでしょう。

「輝く人」では、初めてギターを弾いていらっしゃいますよね? 何故ギターを手に取ろうと思ったのですか?

私は18歳の時にシンガーソングライターになろうと決意しました。それからデビューまで500曲くらい曲を書き溜めていたんですが、半分がギターで作った曲だったんです。「輝く人」は、デビュー5周年の最初のシングルだったので、自分の原点に戻ろう! と思い、あえてもう一度新たにギターに挑戦するという意味も含めて、この曲を昔作ったままの形で完成させました。

<デビュー5周年について>

デビュー当時と今とで何か変わったことはありますか?

一番はライブに来てくれるお客様の数ですね。桁が幾つも増えました(笑)
私はデビューまで10年という長い月日を過ごしていて、10年前のライブには、10・20人しか観客がいませんでした…。

アンジェラさん自身は昔と変わっていらっしゃいませんか?

20人しかお客様がいないと、ライブ中はお客様全員と目が合うので、1人1人に向かってライブを行っていました。その時に、1対1でお客様それぞれと向き合う大切さを実感していたので、今1万5000人のお客様の前でも当時と変わらず1対1の感覚でライブを行っていますし、その時の気持ちを忘れずに大切にしています。その気持ちを大切にしています。

“サラ・マクラクラン”は、アンジェラさんにとってどんな存在か教えて下さい。

18歳のときに隣の大学の学園祭で、サラ・マクラクランのステージを初めて見て、とても感動したんです。彼女のステージにみとれていましたが、ふと観客に目線を移すと、その表情にもっと驚きました。彼女の演奏をみんなが真剣に見ていて…この時に、音楽は“線”ではなく“円”であると実感しました。それまでは、音楽はアーティストが一方的に観客に届けているものだと思っていましたが、サラのライブのように、本当に良い音楽は、アーティストが観客に届けた音楽を、観客が更にアーティストにそれぞれの反応で返すものなんだと思いました。
その状況にとても感動して、“私はシンガーソングライターになるんだ!!”と決意しました。今でもライブの時には、この時の感覚が蘇ってきます。この感覚がなければ、私は今ここにいなかったかもしれませんね…。

<ライブ「MY KEYS」について>

アンジェラさんにとってライブとは?

ライブとは、まさに“LIFE”です!!
私は、ライブをするために曲を作っています。作品として、自分の曲を残すことは大切ですが、作った曲をライブで育ててあげることが大切なんだと思いますね。曲は、私だけでなく皆さんが歌って下さって、更に大きく育っていくものだと思います。

アンジェラさんはデビューまで、どんな活動をしていらっしゃいましたか?

2002年から4年間は都内のライブハウスで歌わせて頂いていました。中でも、渋谷の7th floorというライブハウスはすごく印象に残っていますね。音響もちゃんとしている素晴らしいライブハウスです。
当時、私は弾き語りを極めていて、ピアノ1つでやらせていただいたライブハウスだったので。1人で演奏することの大変さを毎日感じていました。この時の想いが、武道館での弾き語りコンサートに結びつきました。

アンジェラさんはライブ「MY KEYS」に、どんな想いを込めていますか?

「MY KEYS」は、2006年に初めて行った、ピアノ1台と私1人で行う弾き語り形式のライブのことです。
最初は、2006年の一度きりだけだと思っていました。実は、日本武道館でピアノの弾き語りだけでのコンサート行われることは、「MY KEYS」が初めてだということをライブ直前に知りました! それを知った時に、すごく緊張しましたね。
翌年に「MY KEYS」をもう1度行えると決まって驚きましたが、気づいたらもう4年目になっているんですね…。「MY KEYS」が定着して、私の1つのライブの形になっています。そんな「MY KEYS」が日本武道館でスタート出来たということが、とても嬉しいですね。

今年、アンジェラさんの故郷である徳島で「MY KEYS」を行ったのは何故ですか?

デビュー5周年の最初のライブなので、私の原点である徳島でやりたいと思いましたね。MY KEYSは今まですごく大きな会場で行っていた、とても豪華なライブです。私がいつも徳島でライブ行っている会場は、それに比べて小さかったので、四国で一番大きな会場で行うことにしました。四国は東京に比べて人口も少ないので、こんなに大人数が私のライブに集まってくれるのかな…と心配でしたが、皆さんライブを楽しみに待っていて下さっていることを実感しとても嬉しく思っているので、今から気合が入っています!

<アンジェラ・アキさんのこれからついて>

今のアンジェラさんが目標としていることはありますか?

グラミー賞を受賞すること! それと、ニューヨークにあるカーネギー・ホールでの弾き語りライブですね! これから、夢を叶える為に、更に頑張っていきたいですね!!

このインタビューの模様は、「MUSIC LTD.」で9月中にOA!

更に、今回のDocumentでは、日本とアメリカの両国でレコーディングを行った「LIFE」の、アメリカでのレコーディングの模様をお届けする。そして、“MY KEYS”の故郷・徳島でのライブに密着する。

この模様は、9月1ヶ月間に渡ってOAされるのでお見逃し無く。

アンジェラ・アキ のオフィシャルサイトはこちら>>

撮影:柴田和彦

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