ドラマW初の海外ロケを敢行! 実話をもとに圧倒的スケールで描く、戦慄の脱獄サスペンス。
無実の罪で投獄された壮絶な実話が話題を呼んだ問題作「P.I.P.プリズナー・イン・プノンペン」をベースに、水谷俊之監督がスリリングな脱獄劇を映像化しました。東南アジアの架空国が舞台のため、連続ドラマW初の長期海外ロケを敢行。警察の汚職体質や大使館の事なかれ主義など、虚構とはいえ目を疑うような有様をリアルに描写しています。玉山鉄二、大森南朋らが繰り広げる騙し騙されのストーリーは最後まで目が離せません。
ストーリー
無実の罪で投獄された男。無法地帯の小国で誰を信じれば助かるのか!?
とある事件を機に教職を辞した井沢圭吾(玉山鉄二)。大学時代の先輩で、東南アジアの小国セライビアで孤児院を経営する譲原(中村俊介)を訪ね、しばらくは彼を手伝うことにした。そんな中、譲原は資金を提供してくれるというジョイという男に騙され、全財産を失う。圭吾は金の返却を求めるが、警察に裏金を払ったジョイの策略で逮捕されてしまう。獄中で絶望に陥る圭吾は、同房の男ポン(大森南朋)から脱獄計画を持ちかけられるが…。