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放送カードプレビュー


大会第7日

女子シングルス3回戦

5月29日(土)午後5:55〜夜10:00 コート・フィリップ・シャトリエ 第1試合
193chLIVE
セレナ・ウイリアムズ
(アメリカ)
VS
アナスタシア・パブリウチェンコワ
(ロシア)

解説:神尾 米 実況:木村 季康

 28歳の女王が18歳の新鋭の挑戦を受ける。10歳差があろうと、前日の2回戦をたった55分で片付けたセレナに体力的なハンデはないだろう。しかしパブリウチェンコワのことは警戒しているはず。自身は初対戦だがビーナスが4度対戦し、2度負けている。
 14歳でプロに転向したパブリウチェンコワは06年のジュニア・ナンバーワンで、全仏を除く3つのグランドスラム・ジュニアタイトルを持つ。とはいえ決してクレーが苦手なわけではなく、16歳だった08年の全仏で予選を突破して2回戦に進み、翌年には飛躍して第27シードとして出場、3回戦に駒を進めている。今年3月にはツアー初タイトルも獲得。セレナにすれば、乗っている若手を退けて8年ぶりの優勝へ勢いづきたい。



大会第7日

女子シングルス3回戦

5月29日(土)午後5:55〜夜10:00 コート・フィリップ・シャトリエ 第2試合
193chLIVE
アラバヌ・レザイ
(フランス)
VS
ナディア・ペトロワ
(ロシア)

解説:坂本 真一 実況:吉崎 仁康

 元女王アメリー・モレスモーが昨年引退し、スター選手不在となったフランス女子で最近主役争いに積極的に加わって来たのが23歳のレザイ。前哨戦のマドリッドを制した自信とともに、顔つきがますます勝ち気になった。元世界3位のペトロワには一昨年の全仏など2度の対戦で敗れているが、今のレザイにとっては全く恐れる相手ではないのだろう。一方、03年と05年の全仏でベスト4のペトロワ。しかし06年以降は3回戦止まりと振るわない。また、今季はセレナやクズネツォワ、クライシュテルスなど下馬評では不利な相手に勝って、パワー対決での強さを見せる一方で、格下相手の取りこぼしも多い。アップダウンの波がこの試合でどう出るか、それで勝負は決まる。

※大会6日目に日没サスペンデッドとなったため、その続きをお伝えいたします 



大会第7日

男子シングルス3回戦

5月29日(土)午後5:55〜夜10:00 コート・フィリップ・シャトリエ 第3試合
193chLIVE
ビクトル・ハネスク
(ルーマニア)
VS
ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)

解説:坂本 正秀 実況:河路 直樹

 錦織が勝っていれば…という目で見るのは止めよう。サーブとフォアの攻撃力ばかりでなく、錦織が脱帽した「ディフェンスの巧さ」で勝ち、3回戦で世界ランク37位のハネスクと対戦するのはジョコビッチなのだ。対戦成績はジョコビッチの3勝だが、うち2試合が途中棄権だし、ハネスクが得意とするクレーでの対戦もないから、そう一方的にはならないだろう。
 実はジョコビッチの体調は今大会万全とはいえず、花粉やダストに対するアレルギーがひどいのだという。クレーでは特に辛いと打ち明けている。「対処の仕方がわかったから来年は大丈夫」と早くも今大会は半ば投げたような発言もあったほど。その状況に、05年の全仏ベスト8で身長198センチの大男は不気味である。



大会第7日

男子シングルス3回戦

5月29日(土)深夜0:00〜午前5:00 コート・フィリップ・シャトリエ 第4試合
BS-5ch/191ch
レイトン・ヒューイット
(オーストラリア)
VS
ラファエル・ナダル
(スペイン)

解説:柳 恵誌郎 実況:久保田 光彦

 世界中のテニスファンの期待はナダル対フェデラーの決勝にある。ここまでは上位シードが順当に進出。ナダルは好調を持続し、2試合で失セット0、今季のクレーコート記録を17勝0敗に伸ばしている。対ヒューイットはこれまで5勝4敗。最近の6試合に限ればナダルの5勝1敗で、その1敗は芝。4勝がクレーコートで、しかも3勝は全仏でのものだ。4年前に1セット許しただけで、一方的な試合だった。
 ヒューイットは全豪の後に股関節の手術を受け、この大会がツアーに復帰5大会目になる。2回戦ではイスタミンとフルセットを戦って勝ってきたが、上昇気流に乗ったナダル戦が今後への目安。その意味で、ヒューイット・ファンには見逃せない試合だ。



大会第7日

女子シングルス3回戦

5月29日(土)深夜0:00〜午前5:00 コート・フィリップ・シャトリエ 第5試合
BS-5ch/191ch
マリア・シャラポワ
(ロシア)
VS
ジュスティーヌ・エナン
(ベルギー)

解説:土橋 登志久 実況:鍋島 昭茂

 今でこそ世界13位と23位だが、3回戦で見るにはあまりにもったいない元女王同士の対決だ。3年ぶり5度目の全仏優勝を狙うエナンと、ここを制すればグランドスラムを達成するシャラポワの対戦成績は、エナンの6勝3敗。クレーでは05年の全仏など2度の対戦でクレー巧者エナンがともにストレート勝ち。しかし、最後の対戦となる08年全豪オープン準々決勝で勝ったシャラポワは優勝し、エナンにはそれが引退前最後のグランドスラムとなった。
「あのときの私は空っぽだった」というエナンは1年半のブランクを経て今のほうがモチベーションは上と断言する。今季ひじの故障で約2か月戦列を離れたシャラポワがどこまでギアを上げられるか。メンタルバトルからも目が離せない。


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全豪オープンテニス

コート・フィリップ・シャトリエ

Photo:ロイター/アフロ

毎年1月にオーストラリア・メルボルンにて開催される、シーズン最初のグランドスラム。南半球で行われる大会のため、期間中は夏真っ盛り。地元の人たちのあたたかい歓迎もあり選手の間でも人気の高い大会として知られる。

開催日程:2010年1月18日〜1月31日
開催地:オーストラリア・メルボルン
サーフェス:ハードコート

全豪オープンテニス最近の優勝者
男子 女子
2010年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)
2009年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)
2008年 ノバク・ジョコビッチ
(セルビア)
マリア・シャラポワ
(ロシア)
2007年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)
2006年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
アメリ・モレスモ
(フランス)
2005年 マラト・サフィン
(ロシア)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)

全仏オープンテニス

コート・フィリップ・シャトリエ

Photo:アフロ

グランドスラム大会の中で最もおしゃれな雰囲気が漂う大会で、ボールボーイやアンパイアの服装、観客の装いまでフランスならではのエスプリがいたるとことろにきいている。また全仏オープンテニスのコートは、"レッドクレーの魔物"が潜む場所と呼ばれ、過去に多くの名勝負を生んだ大会でもある。”花の都”パリの優雅なイメージと異なり、技術だけでなく強い精神力が勝負の行方を左右する最も過酷なグランドスラム大会。センターコートは、”コート・フィリップ・シャトリエ”。

開催日程:2010年5月23日〜6月6日
開催地:フランス・パリ/ローランギャロス
サーフェス:レッドクレーコート

全仏オープンテニス最近の優勝者
男子 女子
2009年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
スベトラーナ・グズネツォア
(ロシア)
2008年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
アナ・イバノビッチ
(セルビア)
2007年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
ジュスティーヌ・エナン
(ベルギー)
2006年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
ジュスティーヌ・エナン
(ベルギー)
2005年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
ジュスティーヌ・エナン
(ベルギー)
2004年 ガストン・ガウディオ
(アルゼンチン)
アナスタシア・ミスキア
(ロシア)

ウィンブルドンテニス

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケ・クラブ

Photo:AP Images

毎年8月の第一月曜日から六週間前にさかのぼった日に、イギリスのロンドン郊外・オール・イングランド・ケローケ・アンド・ローンテニスクラブを会場に開催されることが決められているウィンブルドン。
グランドスラムで唯一の芝生のサーフィスで行われる大会は120年以上の歴史と伝統を誇る。「白いウェア」の着用が義務付けられるなど、独特の雰囲気の中、毎年6千人以上の観客を集め大会は行われている。

開催日程:2010年6月21日〜7月4日
開催地:イギリス・ロンドン/オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケ・クラブ
サーフェス:芝コート(グラスコート)

ウィンブルドンテニス最近の優勝者
男子 女子
2009年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)
2008年 ラファエル・ナダル
(スペイン)
ビーナス・ウィリアムズ
(アメリカ)
2007年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
ビーナス・ウィリアムズ
(アメリカ)
2006年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
アメリー・モレスモー
(フランス)
2005年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
ビーナス・ウィリアムズ
(アメリカ)
2004年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
マリア・シャラポワ
(ロシア)

全米オープンテニス

アーサー・アッシュスタジアム

Photo:AP Images

 ニューヨーク郊外フラッシング・メドウズで開催される、その年最後のグランドスラム。緑や自然に囲まれた他の3つのグランドスラムとは異なり、ニューヨークの喧騒のさなかで開催される全米オープンテニス。
試合中に上空を通過する飛行機の騒音が聞こえたり、セレブリティが真夏の夜をすごしにナイトセッションに数多く訪れるのも特徴のひとつ。またアメリカらしいエンターテイメントを重要視した趣向に富んだグランドスラム大会である。
そして圧巻は2万3千人以上を収容するセンターコート"アーサー・アッシュスタジアム"。世界最大のテニス会場で数々のドラマが生まれる。

開催日程:2010年8月30日〜9月12日
開催地:アメリカ・ニューヨーク/USTAビリー ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター
サーフェス:ハードコート

全米オープンテニス最近の優勝者
男子 女子
2009年 ファン・マルティン・デル・ポトロ
(アルゼンチン)
キム・クライシュテルス
(ベルギー)
2008年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
セレナ・ウィリアムズ
(アメリカ)
2007年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
ジュスティーヌ・エナン
(ベルギー)
2006年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
マリア・シャラポワ
(ロシア)
2005年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
キム・クライシュテルス
(ベルギー)
2004年 ロジャー・フェデラー
(スイス)
スベトラーナ・グズネツォア
(ロシア)