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【錦織圭レポート】フェデラーとの準決勝はラストの〝珍事〟が話題に

2014/06/17

フェデラーとの熱戦を繰り広げた錦織。ウィンブルドンでの活躍が期待される

フェデラーとの熱戦を繰り広げた錦織。ウィンブルドンでの活躍が期待される。(写真提供:Getty Images)

 クレーコートでラファエル・ナダルと対戦することが最大級のチャレンジなら、芝でロジャー・フェデラーと対峙することもまた特別なものだろう。全盛期は過ぎたといわれるフェデラーも、過去4年間で得た唯一のグランドスラム・タイトルはウィンブルドンであり、昨年唯一のツアータイトルも、ドイツのハレで行なわれた芝のゲリー・ウェーバー・オープンだ。しかも02年以降出場した8回のうち6回で優勝、残り2回も準優勝というフェデラーに、そのハレで錦織圭が挑んだ。

 ツアーレベルでは下のカテゴリーとなる〈250〉だが、ウィンブルドンの準備のための大会は数が少ないため、トッププレーヤーが多く出場する。しかし第1シードのナダルと第3シードのミロシュ・ラオニッチは初戦敗退。全仏オープンの翌週だけあって、全仏で2週目に勝ち残った選手にとっては厳しい条件だ。錦織はというと、全仏1回戦敗退後数日でハレ入りし、まずはハードコートで練習してから芝に移って調整したという。準備万端とは言えないまでも、昨年「芝のテニスにだいぶ自信がついてきた」という感覚を徐々に取り戻しながら開幕を迎えたことだろう。初戦となる2回戦で、全仏ベスト8のガエル・モンフィスを6-1 3-6 6-3で退け、世界ランク63位のスティーブ・ジョンソンとの準々決勝はタイブレークで勝負強さを発揮、6-1 7-6(4)で最終セットに持ち込ませなかった。

 そして迎えたフェデラーとの準決勝。過去、フェデラー相手に2勝1敗と勝ち越している錦織だが、芝で対戦するのは初めてだ。芝の王者に対し、「芝ではフットワークが難しく、まだまだ改善するところがある」と言う錦織の分が悪いことは否めない。とはいえ、フェデラーは自分が負け越している数少ない相手の一人である錦織に、相当の覚悟で向かったはずだ。

 試合は第1セット中盤で動いた。フェデラーらしい華麗なネットプレーやサーブ力で押され気味だった錦織は第6ゲームでブレークを許す。直後のゲームでデュースのあとブレークバックポイントを握るが、そこから好サーブを3つ叩き込まれてチャンスを作れなかった。

 3-6でセットを失う。だが、速いタイミングでボールをとらえてアグレッシブに展開する錦織のプレースタイルは、ひとたびラリー戦になると、フェデラーになかなか前に出るチャンスを与えない。絶妙のパッシングショットや意表を突くリターンエースでスタジアムをどよめかせることもあった。第2セットはそれがより顕著になり、第1ゲームをいきなりブレークされたもののすぐブレークバックに成功。そこからは両者ともブレークポイントも与えずキープ合戦だ。タイブレークは4-2とリードした錦織だが、フェデラーがサービスエースをきっかけに5ポイントを連取。最後は錦織のバックハンドがネットコードに弾かれた。ゲーム・セット・アンド・マッチ…。

 ところが、カウント間違いをしていたフェデラーがそのままネットに背を向けて歩いて行くという珍事が勃発。観客も家族も審判も爆笑し、一瞬混乱した様子を見せた錦織も思わず笑い出した。和やかすぎるムードでの握手シーンは、そこだけニュースで見た人には少し不思議だったかもしれない。

「(マッチポイントを忘れていた経験は)一度も記憶にない」とフェデラーは言ったが、ベースラインに戻るまで試合終了に気付かないフェデラーの様子は、彼の集中ぶりを表していた。過去2度の錦織の勝利はいずれもフルセットの末。フェデラーは何が何でもあのタイブレークで片を付けたかった……そんな気迫が漲っていた。

 この、あまりにも印象的なラストシーンによってこの試合は記憶されるかもしれないが、ゆっくりと思い返せば、ウィンブルドンにつながる錦織のプレーの一つ一つが目に浮かぶ。思いがけず誘われた最後の笑顔もリラックスムードも、ついでにまとめてウィンブルドンへ持って行きたい。

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