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Column コラム

【錦織圭レポート】トミー“兄貴”との注目の初対戦に敗れ、3回戦止まり

2014/03/19

 兄貴的存在であるトミー・ハースとの初対戦で、黒星に終わった錦織圭

兄貴的存在であるトミー・ハースとの初対戦で、黒星に終わった錦織圭(Getty Images)

 インディアンウェルズ・マスターズは、グランドスラムを除けば世界で最も多くの観客を集める大会で、全米オープンが開催される東海岸のニューヨークに対抗して「西のグランドスラム」を自負する。ドロー数も翌週のマイアミ・マスターズと並んでATPツアー最多の96ドロー。今年も延べ37万人あまりのファンが足を運んだ。

 錦織は今回が6度目の出場となったが、昨年の3回戦進出が最高成績。相性がいいとはいえない上、左脚付け根のケガで途中棄権したデルレイビーチ以来の実戦ということで心配もされたが、初戦となる2回戦ではそれを払拭する好プレー。過去4勝1敗の相手、サンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)を6-1 6-3で一蹴し、錦織ファンなら興味をそそられていたはずのトミー・ハース(ドイツ)との一戦を迎えた。意外にもこれが初対戦だ。

 ハースは元世界2位で、グランドスラムの準決勝進出が2回。現役選手の中では錦織が対戦していない最後の〈大物〉といってもいいかもしれない。だが、対戦していないにもかかわらず、錦織はこれまで幾度となくこの名前を国内外のメディアに語ってきた。自身のキャリアを語る上で欠かせない存在のひとりとして…。13歳で渡米してからニック・ボロテリー・アカデミーで育った錦織は、同じアカデミーを拠点としていたハースとは若い頃から練習する機会があった。練習相手となったプロの選手は他にもいたが、錦織はいつもハースの名前を真っ先に挙げた。それだけ影響の大きい存在だったのだろう。そんなトミー“兄貴”は、ケガなどで何度も浮き沈みを経ながら、35歳の今なおトップ10をうかがう位置にいる。ランキングでも錦織が挑戦者の立場だ。

 立ち上がりは上々だった。ハースのサービスゲームを40-0から5ポイント連取でいきなりブレークに成功する。リターンからのアグレッシブな攻撃でハースのミスを誘い、デュースからは鮮やかなパッシングショットを見舞った。だが3-2から2度のブレークを含めて3ゲームを連取され、3-5。すぐにブレークバックしてタイブレークまで持ち込んだが、序盤のミニブレーク合戦を経て錦織は最後まで一つもサービスポイントをキープできずに7-3で奪われた。長いラリーになると錦織が先にミスをするケースが増えたのは、〈特別〉な試合に対する力みが多少あったのだろうか。第2セットは2-1から5ゲーム連取を許し、敗れた。

 全体的に低調だったサーブのせいで、リズムに乗り切れず、リターンゲームでも本来リターン巧者と言われる錦織らしさが出なくなった。ファーストサーブ確率は半分を下回る49%で、セカンドサーブでのポイント獲得率は35%。たとえば1回戦のヒラルド戦では、ファーストサーブは63%で、それでも特別高い数字ではないが、セカンドサーブでも75%をポイントにつなげている。錦織は強力サーブでエースを量産するタイプではないが、サーブの好調がリターンゲームでもいいリズムを作るという意味で非常に重要だ。

 次はマイアミ。21位という今のランキングだと、このクラスの大会では順当なら3回戦でもう格上と対戦することになる。マイアミではここを突破できるだろうか。期待しよう。

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