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Column コラム

杉山愛 オリジナルコラム「愛's EYE」

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杉山愛 オリジナルコラム「愛's EYE」

第237回 全豪オープンのみどころ(大会展望編)

2016/01/18

■ジョコビッチ、セレナが中心。意欲的なフェデラーにも注目

 引き続き全豪オープンのみどころを書いていきます。今回は大会全体の展望です。

 男子はノバク・ジョコビッチ中心の展開になるのは間違いありません。昨年はシーズンを通してドミネートした(圧倒した)という印象です。オフも充実した様子で、今季開幕戦のドーハでも順当に優勝、勢いは今年も続きそうな雰囲気です。

 今オフ、大きな話題となったのは、ロジャー・フェデラーが、ジョコビッチとも仲の良いイバン・ルビチッチをコーチに迎えたことでした。ジョコビッチ対策の招聘であったことは容易に想像できます。昨季は完全復調したフェデラーですが、ジョコビッチを破らないことにはビッグタイトルは取れません。そこで、ピンポイントで狙いを定めての人選と思われます。

 グランドスラムのタイトルを狙っているという、フェデラーの本気度が伝わってきますよね。昨年の成績やプレーの進化は「まだまだ自分はトップに居続けるぞ」という気迫を感じさせるものでしたが、さらなる意欲がこの人選からうかがえます。どういう変化が見られるか、楽しみです。

 ジョコビッチはルビチッチがフェデラーについたことについて「正直、違和感はある。ま、でも、我々はお互いプロだからね」と率直にコメントしています。一方、フェデラーは昨年のツアー・ファイナルズで「今年のジョコビッチのようなシーズンはそんなに長く続くものではない」と話していました。2人のこんなコート外での駆け引きも注目されます。

 一般論で言えば、確かに昨年のジョコビッチのようなレベルのテニスを続けるのは厳しいと思います。心技体が完璧に整って、はじめてあのテニスができるわけで、そう長くは続かないはずなのですが、ただ、ジョコビッチだけは別かもしれません。今年もこのまま行きそうな“におい”がしますよね。

 昨季は一時、ケガや不調で彼らしいテニスが見られなかったラファエル・ナダルも元気を取り戻してきました。そこはさすがだなと思います。ツアー・ファイナルズやIPTLでも、ファイトあふれるプレーが見られたので、全豪が楽しみです。どこまで強さを取り戻したのか、ファンには注目の大会になります。

 優勝争いにからむのは、アンディ・マレー、昨年大会の優勝者スタン・ワウリンカを含めた、グランドスラム上位進出の常連たちでしょう。比較的順当な展開になりそうですが、トーナメントでは必ず「お?」というような勝ち上がりもあるので、その点では地元のニック・キリオスに可能性を感じます。楽しみな選手と言えば、19歳のボルナ・チョリッチですね。才能豊かで、しかも、まじめにコツコツやっている選手です。

 錦織圭選手には、BIG4が健在なうちに、グランドスラムで彼らを破って優勝してほしいという気持ちがファンの皆さんにはあると思いますが、私も同じ気持ちです。

 女子はセレナ・ウイリアムズが支配する時代が続いています。昨シーズンも、34歳という年齢でもこんなパフォーマンスができるのかと驚きの連続でした。年間グランドスラムのかかった全米オープンは取れませんでしたが、強さが光った年でした。コンディションさえ出来上がれば必ず結果を残す、ずば抜けた実力の持ち主ですから、この全豪も当然、優勝候補です。

 ただ、セレナをはじめとして、シモナ・ハレプ、ガルビネ・ムグルッサ、マリア・シャラポワ、ペトラ・クビトバなど、開幕以降、上位選手の故障や病気による欠場や棄権が目立っています。オフ明けというのは案外、ケガが目立つ時期で、全豪は調整が難しい大会になります。こんなにハードでシーズンの長い競技は、ほかにはなかなか見られません。ですから、オフの間にどれだけ休み、どれだけフィジカル的に追い込むかという、さじ加減が難しいのです。

 そこで、前哨戦で欠場や棄権に追い込まれた選手たちが、どこまで体調を整えて臨めるかがキーになります。全豪に備えて大事をとって、という選手も多かったでしょうし、復調を期待したいですね。

 その中で、実力者のビクトリア・アザレンカが前哨戦に優勝しています。体調さえフィットすればトップ5は当たり前の実力の持ち主です。全豪は得意の大会でもあり、今大会は楽しみです。

 また、そろそろ今年あたり、新しいチャンピオン、ヒロインが出てくる気配もします。ムグルッサは楽しみな選手ですし、マディソン・キーズも実力をつけています。前哨戦のひとつを制したスローン・スティーブンスも、噛み合えば面白い存在です。


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杉山 愛

杉山 愛
生年月日:1975年7月5日
出身:神奈川県
主な戦績:
WTAツアー最高世界ランク シングルス8位 ダブルス1位
国際公式戦勝利数:シングルス492勝 ダブルス566勝
WTAツアー:シングルス優勝回数6回
ダブルス優勝回数38回
グランドスラムダブルス最高成績:全豪準優勝(2009年)、ウィンブルドン優勝(2003年)、全仏優勝(2003年)、全米優勝(2000年)
公式戦通算試合数:1772試合(シングルスとダブルス)
グランドスラム連続出場の歴代2位記録(62大会・女子1位)を持つ。

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