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Column コラム

杉山愛 オリジナルコラム「愛's EYE」

第138回 全日本選手権で活躍した若手選手たち その2

2013/12/04

 第139回 “杉山愛的”2013年の5大トピックス?

写真:アフロスポーツ

 今回は2013年シーズンを振り返ります。といっても、四大大会やツアーの総括ではなく、「杉山愛的」トピックス。主観をまじえて、印象に残った出来事を挙げていきます(順不同です)。

  西岡選手の試合はグランドスラムジュニアで何度も見ています。歯切れのいいテニスですし、オールラウンドで、なんでもできる選手だなというふうに見ていました。左利きというのもいいですよね。ファイターだし、見ていて応援したくなる選手という印象もありました。将来が楽しみで、どういう形で一般に移行するんだろう、という目で試合を見ていました。

 それが今回は全日本選手権という大舞台で、杉田祐一選手や守屋宏紀選手など強豪を破って決勝進出(準優勝)。やはり、彼は一つの確立したものを身につけていて、だからここまで通用するんだな、とあらためて感じました。

 全日本ではすごく攻撃的でしたね。ディフェンス力のある選手ですが、ディフェンス力はあくまでもディフェンス力なので、プロで勝ちきるには、やはり攻撃力が必要です。私自身、すごく攻撃力のある選手ではなかったので、だからこそ、世界で戦っていくにはタイミングの早さなど、より攻撃的にプレーを組み立てていくことが大切と考えていました。その攻撃という部分で、彼が成長している姿が見られ、今後が更に楽しみになりました。

 グランドスラムジュニアで戦っている頃、彼の課題はメンタルと言われていました。少し短気なところがあって、気持ちをコントロールできないことがあったようです。

 あのフェデラーも、ジュニアの頃は気が短いので有名でした。いろいろなタイプの選手がいますが、熱くなりすぎるのもよくないし、逆に気持ちがフラットすぎるのもダメで、ちょうどいい所にメンタルを保つのは簡単ではありません。特にジュニア時代はメンタルを上手にコントロールできない選手が意外に多いのです。

 西岡選手の練習拠点はアメリカですが、全日本選手権出場で日本に来る前に、メンタルコントロールに取り組んだそうです。

 彼は今年、グランドスラムジュニアで思うような結果を残せませんでした。おそらく「どうにかしなきゃ」といろいろ模索したはずです。自分でも覚えがあるのですが、うまくいっている時は、流れに乗っていけばいいので、何かを変えようとは考えません。でも、何か問題が起きたとき、勝てないとき、試練のときは、もがいてあがいて、藁をもつかみたいと思うからこそ、新しいものを探そうとしたり、新しいことにトライできるんです。彼もグランドスラムジュニアで勝てなかったことで、変わるきっかけを与えられたと言えるのかもしれません。

 全日本選手権では課題だったメンタルも安定していました。真剣に自分の課題と向き合い、チャレンジした結果が決勝進出だったのだと思います。


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杉山 愛

杉山 愛
生年月日:1975年7月5日
出身:神奈川県
主な戦績:
WTAツアー最高世界ランク シングルス8位 ダブルス1位
国際公式戦勝利数:シングルス492勝 ダブルス566勝
WTAツアー:シングルス優勝回数6回
ダブルス優勝回数38回
公式戦通算試合数:1772試合(シングルスとダブルス)
グランドスラム62大会連続出場のギネス記録を持つ。

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