低迷が続くフェニックス・サンズだが、契約最終年を迎えるライアン・マクドノーGMを解雇しない考えのようだ。リーグ関係者の話をもとに、スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じた。

　同サイトによれば、サンズは最低でもあと1シーズン、マクドノーGMにバスケットボール部門のトップを任せる意向だという。

　マクドノーGMは、2013-14シーズンにサンズのフロントに入閣したが、いまだプレーオフ進出チームを作れていない。今季のサンズは24勝58敗でウェスタンカンファレンス最下位に沈み、球団ワーストとなる7シーズン連続のプレーオフ不出場となった。

　しかし、同サイトによると、マクドノーGMは、オールスターブレイク以降に若手選手が活躍の機会を得たことと、上位指名権を獲得する可能性が高いことに希望を見いだしており、チームの未来に自信を持っているようだ。

　サンズは、来月行われるドラフト指名順位を決めるドラフトロッタリーで、上位3位指名権を獲得する確率が約56％、全体1位指名権を引く確率が19.9％となっている。

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