34得点、12リバウンドと大暴れのK.A.タウンズ（写真提供：Getty Images）

　ミネソタ・ティンバーウルブズは現地3日、地元でポートランド・トレイルブレイザーズに110対109で競り勝ち、ブイレザーズの連勝を6で止めた。カール・アンソニー・タウンズが34得点、12リバウンドと大暴れした。

　ウルブズはサイズで劣るブレイザーズに第2Qに34得点を許し、8点ビハインドで前半を終了。それでも第3Qに逆転すると、タウンズが勝負どころの第4Qに14得点を集中。残り35秒に強烈なダンクシュートで110対106の4点差とし、勝利を引き寄せた。

　アンドリュー・ウィギンズは29得点、リッキー・ルビオが11得点、16アシスト、7リバウンドをマーク。ルビオは、「相手はスモールラインナップだった。うちには小さい選手をガードでき、オフェンスでは大きい選手らしくプレーができるビッグマンがいる。それがチームにとって大きい」と語った。

　ブレイザーズはデイミアン・リラードが25得点をマークしたが、21本中7本のフィールドゴール（FG）成功で、スリーポイントシュートは11本中わずか3本しか決まらず。決まればブザービーターで劇的勝利となるジャンプシュートもゴールに嫌われた。

　右足骨折で離脱しているセンターのユスフ・ヌルキッチの不在が、勝負どころで響いた。2月のトレード期限日にデンバー・ナゲッツから移籍した同選手は、チームが浮上する原動力となっていたが、最低でもレギュラーシーズンの残り試合は全休。ブレイザーズはウェスタンカンファレンス第8シード争いでナゲッツに1.5ゲーム差をつけているが、今後フロントコートが充実しているサンアントニオ・スパーズ、ユタ・ジャズ、さらにウルブズとのもう1試合が控えている。

　マッカラムは、「厳しい状況だが、言い訳にはならない。全力でプレーするだけだ」と語った。（STATS-AP）

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