NBAは現地6日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCに対し、審判に向かって暴言を吐いたとして2万5000ドル（約280万円）の罰金処分を科した。

　2016年の最優秀監督であるカーHCは、延長戦の末に敗れた4日のサクラメント・キングス戦の第3Q終盤、ケボン・ルーニーがわずか18秒間にルーズボールファウルを2回取られたことに憤慨。ビル・スプーナー審判を指差しながら食ってかかり、コート上でマイク・ブラウンACに制止される事態となった。

　リーグは罰金処分の理由について、審判に対し言葉の暴力を使い、第3Q残り3分34秒に退場処分となった際に、速やかにコートを立ち去らなかったためと説明した。

　カーHCは、「罰金を科されることは分かっていた。当然のことだ」と反省のコメント。バスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイ氏を通じ、スプーナー審判に謝罪したとし、次に試合で会ったときに直接謝るつもりだと語った。（STATS-AP）

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