ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントが現地27日、NBAが接戦の終盤の判定が正しかったかどうかを検証し、公表している「ラスト2分間レポート」を痛烈に批判した。

　デュラントは、「あんなものは排除すべき。審判が気の毒だ。彼らは最善を尽くしてジャッジをしようとしているのに、あとでスローモーションで検証され、誤審だったと言われるなんて」とコメント。審判にとってフェアではないとの考えを示し、「試合後に審判を裏切るようなもの。試合は終わったんだ。僕らは前に進んでいる」と語った。

　リーグは26日、クリーブランド・キャバリアーズが109対108でウォリアーズを下した25日の試合で、終盤に2つの誤審があったと発表。第4Q残り1分43秒にリングにぶら下がったレブロン・ジェームズに対しテクニカルファウル、ラストプレーでデュラントに接触したリチャード・ジェファーソンに対しファウルがコールされるべきだったと結論づけた。

　デュラントは、「審判のせいで負けたのではない。負けたのは自分たちのせいだ。もっといいプレーができたはず」と話した。

　ウォリアーズのスティーブ・カーHCもデュラントに同意。「審判があの試合の勝敗を決めたのではない。我々は第4Qに14点をリードしていたんだから」と語った。カーHCは、25日の審判を「素晴らしかった」と褒め讃えるとともに、リーグが判定を「透明化」していることにも感謝を示した。（STATS-AP）

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