NBAは現地14日、選手側と新たな労使協定について基本合意に達したと発表した。今後、選手側とオーナー側に正式に承認される必要がある。

　リーグはまた、現行の労使協定のオプトアウト（破棄）期限を、翌15日から1月13日に延期。「双方が合意の条件を見直し、承認投票をするまで十分な時間を確保するため」と述べている。

　前回の労使交渉では、リーグ側と選手側の話し合いが難航し、ロックアウトに突入。2011-12シーズンが通常の82試合から66試合に短縮される事態となった。しかし今回は、新たなテレビ放映権や視聴率の上昇などの恩恵で、バスケットボール関連の収益の分配比率など主要な争点は数週間前に合意に至っていた。

　新労使協定が承認されれば、シーズン開幕が1週間早まり、それに伴いプレシーズンゲームは上限6試合に制限される見込み。レギュラーシーズンでは、5日間で4試合をこなす日程の撤廃など、過密スケジュールの緩和が期待されている。そのほかルーキーのサラリー基準、ミニマムサラリー、例外条項の増額なども含まれているという。（STATS-AP）

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