決勝点を挙げたC.アンソニー（写真提供：Getty Images）

　現地30日にターゲットセンターで行われたニューヨーク・ニックス対ミネソタ・ティンバーウルブズは、カーメロ・アンソニーが第4Q残り2.3秒に決勝点となるジャンプシュートを決め、ニックスが106対104で勝利を掴んだ。

　試合は、NBAの将来を担うウルブズのカール・アンソニー・タウンズとニックスのクリスタプス・ポルジンギスの2015年ドラフト同期対決となり、タウンズは47得点、18リバウンド、ポルジンギスは29得点、8リバウンドと互いに躍動。しかし、リーグの長年のスターであるアンソニーが、この試合で最も重要なシュートを決め、主役の座をかっさらった。

　決勝ジャンプシュートを決めるまで、フィールドゴール（FG）15本中4本の成功でわずか12得点と低調だったアンソニーは、試合後、「あの2人の可能性は無限大だ」「彼らはあと数年でこのリーグの顔になるよ」と、後輩たちを称賛した。

　ニックス（9勝9敗）はウルブズの20対3の猛追により、第4Q残り1分を切って102対102の同点に追いつかれた。しかし、ポルジンギスがプットバックダンクシュートに成功すると、ウルブズもタウンズのフリースロー2本で再び追いつくも、アンソニーが決着をつけた。

　21歳のタウンズは、過去30年間では3番目の若さで45得点以上、15リバウンドを達成。ウルブズのシーズン成績は5勝13敗となったが、タウンズは、怒とうの追い上げを見せたチームについて、「チームメートのみんなを誇りに思う」とコメント。「劣勢でも毎回はい上がっていく戦いぶりを見て、多くの人が、僕らにはすばらしいチームになる可能性があると思ってくれると思う」と語った。（STATS-AP）

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