シカゴ・ブルズのドウェイン・ウェイドが、現在のリーグは昔よりも関係性を重んじているとコメントし、フリーエージェント（FA）選手が移籍先を選ぶ際に決め手となるのは選手間の関係だと述べた。現地23日、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが伝えている。

　それによると、ウェイドは「今のリーグは関係性がすべてだ。選手同士の関係性がね。社長やGMがチームのまとめ役ではあるが、FAの選手にとっては、選手同士の関係が何より重要だ」とコメント。移籍先でリラックスできるかどうかは、誰とプレーするかが関わってくると話した。

　プロ入りしてからマイアミ・ヒート一筋でプレーしてきたウェイドは、この夏にFAとなり、シカゴ・ブルズに移籍。当時、ジミー・バトラーから電話があったことを明かし、バトラーの勧誘がなければ契約成立はなかったと話していた。

　ブルズのフレッド・ホイバーグHCは、ウェイドの今回のコメントを知らされていなかったが、「間違いなく、時代は変わった。全米体育協会（AAU）レベルでともにプレーした選手たちが関係を築き、その後チームUSAでも一緒に戦う。そうやって特別な絆を作り上げているんだ」とコメント。選手同士の仲の良さなどは重要との見解を示している。

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