T.ダンカン氏の背番号「21」が永久欠番に。（写真提供：Getty Images）

　サンアントニオ・スパーズは現地16日、キャリア19年間を同球団一筋で過ごし、5度のNBAファイナル制覇に貢献したティム・ダンカン氏の背番号「21」を永久欠番にすると発表した。

　スパーズでの永久欠番は、ダンカン氏で8人目。これまで、ブルース・ボウエン氏（12番）、ショーン・エリオット氏（32番）、ジョージ・ガービン氏（44番）、エイブリー・ジョンソン氏（6番）、ジョニー・ムーア氏（00番）、デイビッド・ロビンソン氏（50番）、ジェームズ・サイラス氏（13番）の背番号が永久欠番となっている。

　ダンカン氏は、1997年ドラフトでスパーズから全体1位指名を受けると、通算1,392試合に出場。平均19.0得点、10.8リバウンド、3.0アシスト、2.17ブロックをマークし、オールスターに15度選出された。また、カリーム・アブドゥル＝ジャバー氏以来、史上2人目となるキャリア通算2万6,000得点、1万5,000リバウンド、3,000ブロック超えを記録した。

　スパーズはダンカン氏の入団以来、レギュラーシーズン通算1,072勝438敗（勝率71％）を記録しており、この期間の勝率としては米国4大プロスポーツ（NBA、NFL、NHL、MLB）で最高の成績。また、19シーズン連続でプレーオフ進出を果たしており、同氏は90年代、00年代、10年代と3つの異なる年代でチームの主力として優勝を遂げた史上初の選手となった。

　なお、ダンカン氏の永久欠番セレモニーは来月18日に本拠地AT&Tセンターで行われる。

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