ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事が現地5日、NBAがノースカロライナ州の性的少数者（LGBT）への差別的な法律に反対の姿勢を示し、2017年オールスター開催地をノースカロライナ州シャーロットから変更することを発表したことについて批判を展開した。

　NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は先月、LGBT差別法がある状況下では、シャーロットでの2017年オールスターゲーム開催は支持できないと語っていた。これを受けてクリスティー知事はこの日、ラジオのスポーツ番組に出演すると、NBAは全ての州のあらゆる法律を評価するつもりなのか、それとも特定の法律だけを評価するのかと疑問を呈し、NBAの対応は“スタンドプレー”だと酷評した。

　2017年オールスターゲームの新たな開催地はまだ発表されていない。また、リーグは法律の問題が解決されれば、2019年の開催地としてシャーロットを改めて検討するとしている。（STATS-AP）

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