現地23日、イースタンカンファレンス第1シードのクリーブランド・キャバリアーズと第2シードのトロント・ラプターズによる、カンファレンス決勝第4戦がラプターズの本拠地エア・カナダ・センターで行われる。

　21日の第3戦でカンファレンス決勝初勝利を挙げ、シリーズ1勝2敗としたラプターズは、“問題児”ビズマック・ビオンボが再び大暴れすることに期待している。

　ビオンボは第3戦で、今プレーオフ10戦無敗だったキャブス相手に、プレーオフの球団記録となる26リバウンド、4ブロックをマーク。その存在感はプレーだけにとどまらず、前半にキャブスのトリスタン・トンプソンと小競り合いを起こすと、トンプソンが味方のレブロン・ジェームズにひじ打ちを食らわせてしまうという展開に発展した。

　また、第4Qにレブロンの首をつかんで倒し、フレグラントファウル（タイプ1）をコールされたと思えば、試合終了間際にはキャブスのダンテ・ジョーンズに股間を打たれて悶絶するなど、試合では常に“事件”の中心にいた。

　ラプターズのデマー・デローザンは、「（敵だったときは）ビオンボのことが大嫌いだった。ファウルで止めてくるし、ショットをブロックしてくる。フェイクには必ずひっかかるけどね」と笑いを交えてコメント。「今では、間違いなく一番好きなチームメイトの1人だ」と、味方としたときの心強さを語った。

　ビオンボ本人も、「深い部分を知れば、本当の俺を分かってもらえるだろう。ただ、コート上で友達はいない」ときっぱり。ラプターズのドウェイン・ケイシーHCは、ブロック後に指を振り、ダンクを決めればガッツポーズを見せるビオンボについて、敵にまわせば「厄介」で「悪夢」とする一方、同選手がファウルがもらえていなかったなどと審判を批判し、罰金処分を受けている。

　キャブスのタイロン・ルーHCは、「レブロンは体で止めないとバスケットカウントを決められる」と肉弾戦を肯定しながらも、「ビオンボのように首をつかむのは違う」と非難。レブロンは審判のコールに関し、「なるべく干渉しないようにしている。俺はただプレーするだけで、判断は審判にゆだねる」と話した。（STATS-AP）

Not Found

●プレーオフ特集ページはこちら＞＞

• 新加入のC.アンソニー、サンダーでは先発パワーフォワードで起用
  2017-09-27
• D.ウェイド、キャブスとの契約を決断か　レブロンと再タッグへ
  2017-09-27
• ブルズがN.ミロティッチとの再契約を発表
  2017-09-27
• T.J.ウォーレンがサンズと延長契約合意と報道、4年5000万ドル
  2017-09-26
• サンダーR.ウェストブルック、オクラホマシティは「自分がいたい場所」
  2017-09-26
• レブロンがウェイドとの再タッグやトランプ大統領について言及
  2017-09-26
• K.デュラント、トランプ大統領の発言に抗議したNFL選手を支持
  2017-09-25
• D.ウェイドがブルズとバイアウトに合意、複数球団が獲得に興味か
  2017-09-25
• バックス、J.アンソニーらベテラン2人をキャンプに招待
  2017-09-25
• サンズ、A.ウィリアムズが半月板の部分断裂
  2017-09-24

ニュース一覧へ