NBAは現地22日、ゴールデンステイト・ウォリアーズ（第1シード）とオクラホマシティ・サンダー（第3シード）のウェスタンカンファレンス決勝第3戦を、サンダーの本拠地チェサピーク･エナジー・アリーナで行う。ホームコートアドバンテージ奪還を狙うウォリアーズにとって、“スプラッシュブラザーズ”と同じくらいビッグマンの存在が重要になりそうだ。

　第1戦は、リバウンド数で8本上回ったサンダーが108対102で勝利し、ウォリアーズからホームコートアドバンテージを奪取。第2戦はウォリアーズが、今季リーグ屈指のリバウンド力を有するサンダーを9本上回り、118対91で圧勝してシリーズを1勝1敗のタイに戻した。

　ここまでリバウンドを制したチームが試合を制しており、ウォリアーズではドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ボーガット、フェスタス・イジーリ、マリース・スペイツらビッグマンらのゴール下での奮起が求められる。さもなければ、スリーポイントシュートの機会は減り、サンダーにより多くのトランジションのチャンスを与えてしまうだろう。

　ウォリアーズは、スティーブン・アダムズ、エネス・カンター、サージ・イバカのサンダーのビッグマンや他の選手に挑む準備は整うと主張。グリーンは、「相手はいつもゴール下で飛んでいて、リバウンドを取ろうとしている。だから彼らに体を当てないといけないんだ」と、肉弾戦になることを予想した。

　サンダーのケビン・デュラントは、第2戦でウォリアーズが、サンダーのファストブレイクを覚悟で全員がオフェンスリバウンドに絡みにいったことに言及。「オフェンスリバウンドでフィフティ・フィフティのボールは全て相手に取られたと思う。僕らはトランジションが得意なチームなのに、彼らはゴール下に走っていったから驚いた」とコメント。

　さらに、デュラントは第3戦に向け、「修正して、ボックスアウトをしっかりし、相手に体を当てて、リバウンドを取らないといけない。簡単なことだ。次のゲームで同じことを繰り返すわけにはいかない」と語った。（STATS-AP）

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