インディアナ・ペイサーズのラリー・バード球団社長は現地5日、来季に向けてフランク・ボーゲルHCとの契約を更新しないと明らかにした。ボーゲルHCは5シーズン半でチームを5度プレーオフに導いたが、袂を分かつこととなった。

　バード球団社長はこの決定について、これまでで最も難しい決断の一つだったとし、「100％の同意は得られないとはわかっている」とコメント。一方で、3年を境に選手たちはHCの言うことを聞かなくなり始めるとの持論を展開し、「彼は良い仕事をしてくれたが、選手たちにモチベーションを与え、チームをより高いレベルへ押し上げるためだ」と説明した。

　ボーゲルHCは、2010-11シーズン途中にペイサーズの指揮官に就任すると、今季までの5シーズン余りで250勝181敗の成績をマークした。プレーオフ進出を逃したのは、エースのポール・ジョージが脚の骨折で離脱した昨季のみ。ペイサーズをNBAでも有数のディフェンスチームに育て、2013年から2年連続でチームをイースタンカンファレンス決勝に導いた。（STATS-AP）

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