ウェスタンカンファレンス第1シードのゴールデンステイト・ウォリアーズは現地18日、ホームでプレーオフ1回戦第2戦を行い、第8シードのヒューストン・ロケッツを115対106で退けた。ステフィン・カリーが右足首の負傷で欠場したが、クレイ・トンプソンが34得点、5アシストの活躍を見せるなど、シリーズを2勝0敗とリードした。

　ウォリアーズは、第1戦で右足首を痛めたカリーが欠場するも、リーグ新記録のレギュラーシーズン73勝を達成した選手層で昨季MVPの不在をカバー。控えビッグマンのマリース・スペイツが、第3Q残り8.2秒に流れを呼び込むスリーポイントシュートを決め86対79とリードを広げると、第4Qも主導権を離さずロケッツを振り切った。

　昨季ファイナルMVPのアンドレ・イグダーラが、スリーポイントシュート4本を成功させるなど18得点。ドレイモンド・グリーンは12得点、14リバウンド、8アシストをマークした一方で、ターンオーバーはプレー時間39分間で一つも記録しなかった。

　グリーンは、「シーズンを通じて俺たちは、チームの層の厚さに頼ってきた。ステフィンがいないときだけではない。層の厚さではNBA最強だと思っている」と胸を張った。

　勝てばシリーズに王手がかかる第3戦は、21日に敵地ヒューストンで行われる。ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、カリーに無理をさせるつもりはないと慎重な姿勢を取っている。

　2連敗となったロケッツは、ジェームズ・ハーデンが28得点、11アシストをマーク。第1戦で1本も打たせてもらえなかったフリースローを15本中13本を沈めた。しかし、エースの活躍も結果には結びつかず、ウォリアーズに対し6連敗、直近15戦では14敗となった。（STATS-AP）

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