イースタンカンファレンス第5シードのボストン・セルティックス（0勝1敗）は、現地19日に敵地で第4シードのアトランタ・ホークス（1勝0敗）とプレーオフ1回戦第2戦を行う。負傷によりエイブリー・ブラッドリーのシリーズ全休が濃厚となり、ホークスの主力ジェフ・ティーグを止める別の方法を見いださなくてはならなくなった。

　チームナンバー2の点取り屋であり、ペリメーターディフェンスの要であるブラッドリーは、101対102で惜敗した16日の第1戦、第4Q残り約7分にティーグのレイアップシュートをブロックしようとした際、右ハムストリングを負傷。セルティックスのブラッド・スティーブンズHCは、ホークスとのシリーズは恐らく全休になると語っている。

　ブラッドリーが抜けた影響は明らかで、ティーグは第4Q残り7分から9得点を挙げるなど、計23得点、12アシストで第1戦をフィニッシュ。残り5秒にはフリースロー2本を確実に沈め、勝利を決めている。

　スティーブンズHCにとっての問題は、ティーグを無力化するためにさらに小さなラインナップを試すのか、センターを据えた伝統的な布陣を採用するかだ。ビッグマン中心のラインナップで行く場合、7フッター（身長213センチ）のケリー・オリニクがスタメン起用される可能性が高いが、第1戦で肩を負傷しており、スティーブンズHCは第2戦までに回復するかは分からないと語っている。

　スティーブンズHCは17日の練習後で、「（ティーグに対しては）引き続きいろんな体をぶつけ、できる限り簡単にプレーをさせないことが必要になってくる」とコメント。「いずれにしても、スモールラインナップで行くつもりだ。さらに小さなラインナップでいく必要があるかもしれない。とにかくこれからの48時間でどうするかを見つけ出すよ」と、第2戦までには準備が整っていると自信を見せた。（STATS-AP）

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