スパーズのホーム44連勝に貢献したL.オルドリッジ。（写真提供：Getty Images）

　リーグ2位のサンアントニオ・スパーズは現地19日、首位のゴールデンステイト・ウォリアーズに87対79で勝利。ホーム44連勝を飾るとともに、AT&Tセンターでの同カードの連勝を33に伸ばした。ラマーカス・オルドリッジが26得点、13リバウンドをマークした。

　スパーズは、自慢の強力なディフェンスで、昨季シーズンMVPのステフィン・カリーを封じ込め、王者ウォリアーズを今季最少得点に抑えた。これで、ホームでの今季無敗を死守し、昨季から続くレギュラーシーズンのホーム連勝記録は、リーグ歴代2位のシカゴ・ブルズ（1995-96シーズン）に並んだ。

　チームをけん引したオルドリッジは、ウォリアーズについて「彼らは偉大なチームで、目の前に立ちはだかる壁。それだけに今日の勝利がうれしいよ」と述べ、頂上対決を制した喜びをあらわにした。

　オルドリッジのほかに、カワイ・レナードが18得点、14リバウンド。ウォリアーズのスモールラインナップに対抗するため、ティム・ダンカンの代わりに先発センターとして起用されたボリス・ディーアウが14得点と期待に応えた。ダンカンがベンチから出場するのは、キャリアを通して3回目となっている。

　敗れたウォリアーズは、カリーが14得点どまり。得意のスリーポイントシュートは12本中わずか1本、フィールドゴール（FG）も18本中4本の成功と、スパーズのディフェンスに完全に抑え込まれた。

　カリーは、「守備では作戦を遂行できたけれど、自分としてはオフェンスでチームを気持ちよくプレーさせることができなかった」とコメント。「普段は決まるシュートが決まらないときは特に、もっといいプレーをしなくては。うまく修正して、解決策を見つけないといけないんだ」と反省を口にした。

　クレイ・トンプソンは15得点、ドレイモンド・グリーンが11得点だった。

　なお、リーグのトップシード争いで、ウォリアーズ（62勝7敗）とスパーズ（59勝10敗）のゲーム差は3。両チームは4月に2度の直接対決を残している。（STATS-AP）

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