最後の対戦となったレブロンとコービー。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地10日、敵地でロサンゼルス・レイカーズと対戦。レブロン・ジェームズとコービー・ブライアントが最後の顔合わせとなった一戦は、120対108でキャブスが快勝した。

　今季限りでの引退を表明しているコービーはここ最近、右肩の痛みに悩まされていたが、22度目となるレブロンとの対決とあって強行出場。フィールドゴール16本中11本の成功で、26得点をマークした。レブロンとの対戦はただ楽しいと明かすコービーは、「あの大きな体格だから面白いんだ。強靭なフィジカルを持つ彼に挑んでいって、時には引き、時には仕掛け、ぶつかり合う」と語った。

　コービーとレブロンはこの13年間、ともにスーパースターの地位に君臨し続けた。米国代表として国際大会でも活躍し、二人合わせてオールスター選出30回、リーグ制覇7回と、数々の輝かしい実績を残している。しかし、プレーオフの舞台で相見えることは無かった。

　この日は24得点を挙げたレブロンは、コービーとのラストマッチに、「毎日、彼と試合をすることができたらと願うばかりだ」とコメント。そして、「負けず嫌い精神、偉大な選手の一人と対戦できること、どれをとってもこれ以上のものはない」と振り返った。

　キャブスはこの日の勝利で、今季46勝18敗。レブロンのほかに、カイリー・アービングが26得点、9アシスト、チャニング・フライが21得点、トリスタン・トンプソンも10得点、14リバウンドで貢献した。

　一方、レイカーズは、ディアンジェロ・ラッセルが24得点、ジュリアス・ランドルが15得点、9リバウンドの成績。マルセロ・フエルタスがキャリアハイの13得点を記録した。（STATS-AP）

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