西の首位ウォリアーズが同最下位のレイカーズに敗れた。（写真提供：Getty Images）

　現地6日、ウェスタンカンファレンス首位のゴールデンステイト・ウォリアーズが、同最下位ロサンゼルス・レイカーズと対戦し、95対112で敗れる波乱が起きた。連勝が7で止まり、今季55勝6敗となった。

　ウォリアーズは、得意のスリーポイントシュートが、この日はわずか30本中4本の成功。ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの“スプラッシュブラザーズ”が、18本中17本を外す絶不調に陥った。結局、カリーが18得点、トンプソンは15得点。ドレイモンド・グリーンは9得点、10リバウンド、9アシストの成績だった。

　ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、「シュートが入らないときは、行動力とディフェンス、精神力で勝ちにいかないといけないが、それが全くできなかった」とコメント。「負けるべくして負けた」と、完敗を認めていた。

　カリーは、「失敗したうちの24本はいいショットだった。ただ外れただけ」とスリーポイントシュートは水物だとしながらも、「今季は調子が悪い時も、活路を見出していたのに」と、劣勢を跳ね返せなかったことを悔やんだ。また、グリーンは、「二度とこういうことがあってはならない」と気を引き締めていた。

　レイカーズは、ジョーダン・クラークソンが25得点、ディアンジェロ・ラッセルが21得点、ジュリアス・ランドル12得点、14リバウンドと若手が躍動。昨季のリーグ王者に対し、第2Qに2ケタ得点差をつけると、後半も反撃を許さなかった。

　また、コービー・ブライアントも、第3Qまでの出場で12得点。ラッセルは、「サイドラインにいるコービーから、気合いを入れられ続けた。ボールを奪ったら待たずに仕掛けろと言われ、その通りにしていたら成功した」と振り返った。（STATS-AP）

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