NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は現地13日、翌日にオールスターゲームが開催されるカナダのトロントで会見を開き、“ハック戦法”に強く反対しているとの考えを明らかにした。

　シルバー氏は、フリースローが不得意な選手に対し、意図的にファウルを仕掛けるハック戦法を快く思っていないことを改めて明言。NBAの統計データによると今季は過去のシーズンよりも同作戦が多用されており、同氏は「ルールの変更がなされる必要があると思い始めている」と語った。

　各球団のオーナーらが、14日に開かれる会議でこの問題に取り組む可能性はあるが、シルバー氏は今季中にルールが改正されることはないと強調。ただし、プレーヤーが相手チームのプレーヤーの背中に飛び乗る意図的なファウルは、安全面への懸念から禁止される可能性があるとし、フレグラントファウルに認定されることになるかもしれないと述べた。（STATS-AP）

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